“大学お笑い”対談、『勇者ああああ』アルピー、野木亜紀子の脚本力<今週のおすすめ記事>


文=谷地森 創


首相辞意表明のニュースも飛び込んできた今週ですが、まだまだ、猛暑も新型コロナウイルスも予断を許さない状況です。身近なところから、日々の暮らしを見直していくのが、結局はよいのかもしれません。それでは、QJWeb今週のおすすめ記事をお送りします。

今週のおすすめ記事

QJWebで毎日連載「きのうのテレビ」を執筆し、数多くの芸人インタビュー、お笑い評論を行ってきたてれびのスキマさんが今、注目するのは「大学お笑い」。そんな「大学お笑い/学生芸人」の世界について、実際にお笑いサークル出身で、お笑い研究をつづけている、ふたつぎさんと語り合ったこちらの記事。早稲田大学の「LUDO」など、聞いたことはありましたがこんなに実力のある人たちがいるとは、まったく知りませんでした。【後編】で語られる、東のお笑いサークル中心の大会が、ある日、西のお笑いサークルに荒らされ始めたという話が、アツい展開でおもしろかったです。そこからさらなる切磋琢磨が生まれ、どんどん平均値が上がっていったのだろうな~と、夢想しました。

おめでとうございます! 『勇者ああああ』演出・プロデューサーの板川侑右さんによる、同番組のキャスティングに関するエピソードを紹介する本コラム。放送枠の昇格という記念すべき回に登場したのは、アルコ&ピース。これは非常にアツいです。今も、『アルコ&ピース D.C.GARAGE』(TBSラジオ)を聴きながらこの紹介を書いていますが、放送枠がメジャーなところになり、新しく番組を観始めた人たちも、ラジオも含めてアルピーのよさを知ってくれるといいな、と思います。

ライターの大山くまおさんによる、『MIU404』を題材にした、野木亜紀子さんの脚本論です。私は、めちゃくちゃ今さらながら、配信サービスで『アンナチュラル』(TBS)を視聴中です。さまざまな社会問題をシナリオに折り込みながら、視聴者の予想を超える怒涛の展開を見せる手法は、『アンナチュラル』のときから見事なものですが、『MIU404』ではそれがさらにレベルアップ。とんでもないドラマになっているようです。本論では、さらに、刑事モノドラマの歴史を探ることで、『MIU404』が獲得している普遍性について、深掘りした考察が展開されています。(本作は、もちろんスキマさんも毎週注目!)

お笑いコンビ「ニューヨーク」がYouTubeにて2019年1月から毎週配信している『ニューヨークのニューラジオ』。いかにおもしろく、クリエイティブな企画を連発しているか、という本番組の魅力をライターの村上謙三久さんが紹介しています。ここ数年、ブレイク寸前!と言われつづけている彼ら、果たして“ニューラジオ”はその起爆剤となるのでしょうか。これからも注目したいです。

ここ最近、貯金も少しできたりして、お金の使い方について考えることが増えました。社会人になると、選択肢としてよく挙がるのが「投資」。友人に聞いてみると、思ったよりやっている人が多かったりして、「資本主義だな~」などと思ったりするのですが、自分みたいなひねくれ者でも、納得して、投資できる会社がたくさんあるらしい、そんなヒントを与えてくれた記事でした。「くそ笑える未来」作りたいので、『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』読んでみたいと思います。

クイック・プレイバック

尾田栄一郎先生が、テレビ番組で、ワンピース完結の構想は既に出来ていて、「あと4~5年」で終わる!と発言されていたとかで、トレンドにそのニュースがが入っていました。(「4~5年」が長いか短いかは個人の感覚でしょうが……)完結について言及しただけで、ニュースになってトレンドに入るなんてさすがの注目度です。そんな尾田栄一郎先生ですが『JUNK 山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)のヘビーリスナーであるとのことで、ラジオはエンタメ界の縁の下の力持ちだな、と改めて思いました。
(※本記事は、2018年10月24日に発売された『クイック・ジャパン』vol.140掲載のコラムを再構成したものです)。

今週はラジオネタ多めでお届けしました。「QJWeb 今週のおすすめ記事」は以上です。これからもQJWebをよろしくお願いします。


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