ひきこもり入門、パチンコ自粛、QJ伝説のインタビューほか<今週のおすすめ記事>

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文=谷地森 創


QJWeb編集部が本気で読んでほしい記事をピックアップする「QJWeb 今週のおすすめ記事」。出口の見えないコロナ禍、少しでも前向きな気持ちになれそうな記事をお届けします。

今週のおすすめ記事

10代の4年間をひきこもって過ごした、作家・演出家・俳優の岩井秀人さん。 作品を自分が一番届けたい人に届けられていたのか、という疑問を持った岩井さんが自身の過ごしてきた「ひきこもりの時間」について語る新連載がスタートしました。今年の春に撮影された、満開の桜の美しい写真が私たちに優しく寄り添ってくれるような気がします。

ツイッター上で大きな反響があったこちらの記事。学生時代にはパチンコにハマって家賃を滞納し、18万円で購入したギターを7万円で手放した経験もあるというトリプルファイヤー吉田靖直さんが、“百害あって一利なし”だというパチンコについての思いを綴りました。

雑誌『クイック・ジャパン』は1994年10月、太田出版から創刊されました(編集長・赤田祐一)。しかしそれ以前に、赤田編集長が私費を投じて作ったパイロット版の創刊準備号(発行:飛鳥新社)が存在します。そんな創刊準備号から、北山耕平さんと赤田編集長が編集という行為について思考する歴史的なインタビューが25年以上の時を経て復活しました。

写真家・相澤義和さんの処女作品集『愛情観察』(百万年書房)は、女性たちの生々しく自由な姿を収め、有名人が載っているわけではないにもかかわらず版を重ね、写真集として異例の売れ行きを記録しました。そんな彼が、2020年4月刊行の2作目の作品集『愛の輪郭』(同)で被写体に選んだのは自身の恋人でした。「女性から熱烈に愛され、女性を熱烈に愛する写真家」という惹句のとおり、女性たちの多くは相澤に会うとポワンと表情をゆるませる……いったいどうしてなのでしょうか。そんな疑問を解き明かすべく、行われたインタビューです。

全国の書店、古書店を支援するための取り組み 「Bookstore AID」 について、運営メンバーで作家で書店員の花田菜々子さんによる、活動のルポです。花田さんが見聞きしたリアルな書店からの声も紹介されています。

酒場ライターのパリッコさんが「住宅地、畑の間を自転車で駆け抜けて辿り着いた」のは、普通のスーパーではまずお目にかかれない魚介類が扱われる鮮魚専門スーパーでした。2ページ目、イカの甲を「スルッ」と取り出したという写真が衝撃的です。晩酌したくなること間違いなしです。

今、読んでおきたい1本

5月15日、県内在住の高校生が「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」は「違憲」として、県を提訴する準備をしているというニュースが報じられるなど、条例成立以前から今も、問題視されつづけるこの条例。これについて、ゲーム作家の米光一成さんは「理解できないからといって、子どもの大切なものを奪う親になりたいのか」と、声を上げています。

クイック・プレイバック

今やディスクガイドが何冊も発売されるなど、市民権を得た感があるヴェイパーウェイヴ。2010年代の初頭に注目され始めたころには、世界中のベッドルーマーたちにとって、それは単なる音楽のいちジャンルではなかったといいます。80年代要素満載のサカナクション「忘れられないの」MVから思い起こされる“忘れられない”体験とは。

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