非日常を求め、鮮魚専門スーパーでなじみの薄い魚介類を買ってみる。気分は漁港(パリッコ)

パリッコのマイバスケット・イズ・スーパーマーケット 第4回
文・写真=パリッコ 編集=森山裕之
『酒場っ子』、『つつまし酒』などの著書を持つ、若手飲酒シーンの旗手・パリッコさんが提案する「スーパーマーケット」の楽しみ方。「常に新しい刺激を求め、非日常の世界に浸るために酒場に通っている」タイプの酒飲みは、家飲みにもそれを求める。住宅地、畑の間を自転車で駆け抜けて辿り着いた先は、漁港のような鮮魚専門スーパーだ。 倉庫的巨大スーパーのワクワク感 酒場好きには、おおざっぱに2種類のタイプがいる。 ひとつは、決まった店にしか行かない人。お気に入りの酒場を、自宅、職場に次ぐ第3の場所と位置づけ、
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