日本発グローバルグループ「&TEAM(エンティーム)」が、2026年9月5日、6日に埼玉・ベルーナドームで『2026 &TEAM CONCERT TOUR ‘BLAZE THE WAY’ ENCORE in BELLUNA DOME』を開催した。
本稿でレポートするのは、2日目となる9月6日公演。14都市を巡った自身最大規模のアジアツアーのアンコール公演にして、初の単独ドーム公演である。9月3日の結成記念日をLUNÉと祝う「縁DAY」の要素も取り入れた特別なステージで、ダブルアンコールを含む全29曲を約4時間にわたって届けた。
9人がひとつになる圧巻のシンクロダンスと、そのなかで鮮明に浮かび上がる一人ひとりの個性。初めて&TEAMのコンサートを観たライターの目に映った、彼らのパフォーマンスの強度とLUNÉとの結びつきをレポートする。
LUNÉとともに季節を巡るという決意
メンバー9人は横一列で大きなメインステージからせり上がって登場。巨大モニターに一人ひとりの顔が映し出されると、ドーム中からLUNÉ(ルネ/&TEAMのファンネーム)の歓声が上がった。
1曲目に披露されたのは「Back to Life(Japanese ver.)」。始まりにふさわしい力強いパフォーマンスを、光が降り注ぐような映像や燃え上がる炎といった、鮮やかな演出の数々が引き立てた。一糸乱れぬダンスによって、個々のスキルとチームワークの両方が光り、そのまま「Lunatic」「Scent of you」と続く。生バンドの演奏が響き渡るなか、バックダンサーを率いた9人のパフォーマンスは、さらに迫力を増していった。
前半のステージで特に印象的だったのは、「Go in Blind(月狼)」の目隠しを使ったパフォーマンス。MVやPerformance MVで観ても驚きのある振り付けだが、生で観るとより、目隠しをしたままのダンスと歌、フォーメーションチェンジに圧倒され、まるで魔法にかけられたかのように、すっかり魅了された。楽曲のサウンドや歌詞、世界観を体現するような、レザーの素材とポイントカラーの赤を取り入れた衣装も各メンバーによく似合っていて素敵だった。

後半のステージで特に印象的だったのは、メンバーのFUMAも「ドームで4曲連続披露できてうれしかった」と話した、「五月雨(Samidare)」「青嵐(Aoarashi)」「十五夜(Jyuugoya)」「雪明かり(Yukiakari)」の「四季シリーズ」。春夏秋冬を通して9人の少年たちが結束していく物語を描いたこのシリーズの連続披露は、&TEAMがこれからもLUNÉとともに季節を巡っていく決意が見えるようなステージだった。
個性豊かな9人のキャラクター
初めて&TEAMのコンサートを観て感じたのは、まず、さまざまなバックグラウンドの9人が、チームとして取り組むシンクロダンスの鮮烈な美しさだった。一方で、そんなハイレベルな一体感があるのもメンバー一人ひとりのポテンシャルあってこそで、つぶさに見ていくと各メンバーのキャラクターも感じられる。
その振る舞いから穏やかで優しい性格が伝わってくる、リーダーのEJ。キレのあるパフォーマンスとのギャップもたまらない。
年長組らしい、余裕綽々な雰囲気がありがたいFUMA。セクシーに魅せる天才で、肉体美を引き立てる衣装を活かしたパフォーマンスがモニターに映ると、ひと際大きな歓声が上がるのも印象的だった。
「かっこいい、かわいい、キングヒョン」という自己紹介どおり、どんなコンセプトの楽曲でも目を引き、見せ場ではさらにぐっと引き込まれる、とにかく引力があるK。甘いルックスだけでなく、表情や視線、指先までが美しく、思わず息をのむほどだった。
クールで鋭いまなざしが光り、パフォーマンスからも、自身のかっこよさをどこまでも追求しているのがうかがえるNICHOLAS。
しなやかなダンスと歌声で、跳ねる金髪の毛先まで計算されているんじゃないかと感じさせる、隙のないパフォーマンスが特徴的なYUMA。
手脚の長さを活かしたダンスが華やかな印象を醸し出すJO。どこかミステリアスで儚げな様子が、楽曲の世界観との相乗効果を生み出す場面も多い。
端正な顔立ちで、爽やかな短髪もよく似合うHARUA。とことんキュートなイメージだが、瞳の色を自在に操るように、楽曲のコンセプトにすっと憑依する豊かな表現力を感じる。
明るいムードメーカーで、安定したダンス&ボーカルのスキルと、年少組らしいかわいらしさを併せ持つTAKI。
最年少とは思えないほどパワフルなパフォーマンスと、唯一無二の存在感があるMAKI。赤髪とイケイケのスタイリングもとてもよく似合っていた。

ミニモニ。、少女時代、ZONE、氣志團とバラエティ豊かなカバーステージ
今回のコンサートは、今年、14都市を巡った&TEAM史上最大規模のアジアツアーのアンコール公演であり、初のドーム単独公演。さらに、9月3日の&TEAM結成日をお祝いする「縁DAY」の要素も加えたスペシャルエディションということで、カバーステージも大いに盛り上がった。
YUMA、HARUA、TAKI、MAKIは、ミニモニ。の「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」をカバー。オレンジを基調としたポップな衣装を着た4人が、愛嬌たっぷりに歌い踊る。黄色い星のヘアピンがすんなりと似合ってしまうHARUAのかわいらしさや、オリジナル曲では常に爆発的なエネルギーを放つMAKIのギャップを感じる姿が特に目立った。

少女時代「Gee」のカバーを披露したのはEJ、FUMA、NICHOLASの3人。純白にゴールドの装飾があしらわれたスーツとキラキラの笑顔が輝き、途中、EJが振りを間違えるハプニングがあるも、のちのMCで笑い話にしていた。

デュエットでZONE「secret base 〜君がくれたもの〜」を披露したKとJOは、浴衣の衣装で納涼の趣。ハンドマイクでしっとりと歌い上げ、儚いムードを作り上げた。前日の公演では制服が衣装で、この日の浴衣姿はメンバーにも内緒のサプライズだったそう。Kは「夏の思い出作れて幸せでした!」と微笑んだ。

そして、カバーステージの最後には、9人がそろって氣志團の「One Night Carnival」を熱演。「月愛羅武勇(LUNÉアイラブユー)」と書かれた学ランにサングラスを合わせ、なりきった。

その後の「縁DAY EDITION スペシャル運動会」と題したコーナーでは3チームに分かれ、ミニ自転車レースや輪投げ、ランダムカメラ探しといったゲームに挑戦! ユーモアいっぱい、和気あいあいとした空気感の中で運動会を終え、翌日、9月7日に24歳の誕生日を迎えるリーダー・EJのバースデーをサプライズでお祝いするひと幕も。会場全体が、メモリアルなこの日を噛みしめるような雰囲気に包まれた。

&TEAM史上最多都市・最多公演数のツアーを発表
本編終了後、モニターには映像が流れ、今年10月から2027年にかけて開催される新たなコンサートツアー『&TEAM CONCERT TOUR ‘Mark on You’』の発表が! 全18都市、41公演を巡る、&TEAM史上最多都市・最多公演数のツアーについて、メンバーは各々喜びとLUNÉへの感謝を伝えた。
その後も、「FIREWORK」、トロッコで移動しながら「声変わり」「Dropkick」、そして、&TEAMが誕生したオーディション番組のシグナルソング「The Final Countdown(&TEAM ver.)」と、カラフルなステージが続く。最後のMCを経て「Run Wild」と「チンチャおかしい」の2曲で幕を閉じるかと思いきや、LUNÉの&TEAMコールに応えて、急遽、3曲を追加でパフォーマンスした。

約4時間に及ぶステージで、疲れを見せることもなくダブルアンコールを含む全29曲を披露した9人。これまでの活動を振り返りつつ、これからの活動への期待も高まる、素晴らしいコンサートだった。
関連記事
-
東京よしもとの期待株・大王×ナユタが語る若手芸人の層の厚さ「10年前と今の子はおもしろさが違う」
よしもと漫才劇場:PR -
新人アイドルグループ「RE-GE」白石るり・花井心桜・田崎杏夏、デビューライブ“涙”の理由とは?
株式会社バンダイナムコミュージックライブ:PR -
Omoinotake×マユリカの邂逅と共通点「クラスメイトだったら、同じグループだろうな」【『DAIENKAI 2026』特別企画】
『DAIENKAI 2026』:PR





