日本最大級のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』に出演した元練習生4名により結成されたボーイズグループOWV。昨年、初の全国ライブツアーを完走した彼らが3月9日にリリースした5thシングル『You』は、“始まり”をクリエイティブコンセプトとした作品。表題曲の「You」では、初のミドルバラードに挑戦している。
そんなOWVから今回は、佐野文哉が「アーティストを目指すきっかけとなった曲」を紹介。小学生のころに受けた衝撃や夢を目指した日々を振り返る。
目次
2 Legit 2 Quit/M.C.Hammer
小学生のころ、家族でよく行ったショッピングモールで同い年くらいの子供たちがこの楽曲でダンスを披露しているのを目の当たりにして衝撃を受けました。
小学生ながら生きた音を感じたあの瞬間を今でも覚えています。
American Boy feat. Kanye West/Estelle
上京後、初めてプロダンサーの方と一緒に踊った一曲です。
当時、右も左もわからなかった僕は気がつけばその方にDMを送信していました。当然実力不足な僕の立ち位置は一番端の一番うしろ。
目の前の大きな存在が僕の夢に立ち塞がって、あまりの遠さに心折れそうになりましたが、このとき、この一歩を踏み出していなければ今の自分はいなかったと思います。
夜を使いはたして feat. PUNPEE/STUTS
学生時代にいつも遊んでいた友人4人と明け方までドライブをして、夢を語り合った思い出。夢を語っている瞬間はみんなカッコよかったし輝いていました。お金はなかったけれど羽はついてた。
彼らは僕のアーティストの道への決断を心から応援してくれた存在。感謝しかないですね。
Just Dance/J-HOPE
BTSさんが日本で開催したドーム公演にバックダンサーとして出演させていただいた際、パフォーマンスをした一曲目がこの「Just Dance」です。
目の前に広がる約5万人の景色は痺れました。自らの感覚すべてを駆使して、音楽を表現するアーティストとそれを支える無数のファンというかたちを、当時あのタイミングにあのステージで経験できたことは確実に糧となっています。
ニューシングルより「You」
落ち着かない都会の雰囲気になじもうともがいていた自分。そんな自分に寄り添ってくれた人や夢をあと押ししてくれた人がいました。
たくさんの出会いがあって今の僕がいます。今度は僕があなたの背中を押す番。
そんな想いで制作に挑みました。
【連載】アオハルアルバム
この曲に勇気づけられた、聴くと当時の思い出が蘇る。そんな楽曲を自ら作り出す存在でもあるアーティストに、思い入れのある楽曲を紹介してもらう連載。
第1回:MiKiNA EMPiRE(EMPiRE)
第2回:つばきファクトリー
第3回:宮本佳林
第4回:MAYU(Little Glee Monster)
第5回:Novel Core
第6回:山田健人、洲崎貴郁(Runny Noize)
第7回:海(リーガルリリー)
第8回:RINA(SCANDAL)
第9回:花村想太(Natural Lag)
第10回:森田美勇人(7ORDER)
第11回:尾木波菜(≠ME)
【関連】OWV、これまでの歩みが詰まった1stアルバム『CHASER』。ここから始まる“唯一無二のグループ”へ向けた追撃
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