ドンデコルテ渡辺銀次が歌う「夢はもう見ないのかい?」に会場熱狂!『DAIENKAI』が今年も開幕。ここでしか見られないコラボが

2026.8.1
『DAIENKAI』1日目

文=日比楽那 編集=梅山織愛


2026年7月31日(金)、8月1日(土)、2日(日)の3日間、東京ガーデンシアターにて開催される『DAIENKAI 2026』。その初日が開幕した。4年目となる今年は初の3日間開催で、総勢50組以上の芸人と17組のアーティストのコラボレーションが実現。総動員数1万8千人を予定する。『DAIENKAI』ではそれぞれのステージに加え、お笑いネタにアーティストが参加する場面や、音楽ライブに芸人が参加する場面も。

本記事では、そんなここでしか体験できない3日間の始まり、初日の一部ステージのレポートと囲み取材の様子をお届けする。

生演奏でヨネダ2000が漫才披露

「しらす鬼おろしの回」に出演した囲碁将棋、ドンデコルテ、ヨネダ2000の3組は、大阪出身の3ピースロックバンド・Hump Backとコラボした。

Hump BackのGt.&Vo.林萌々子は囲碁将棋の漫才に参加し、「武道館立つより緊張した!」と振り返った。一方、囲碁将棋のふたりは囲み取材で、「言い回しとか、細かいところまで考えて、前のめりで参加してくれてうれしかった」と話し、林を称えた。

『DAIENKAI』1日目
囲碁将棋の漫才に参加した林萌々子(写真中央)

Hump Backのファンでもあるという囲碁将棋。文田大介は小学生の娘と一緒に聴いていると話し、根建太一は「前日、ライブハウスにも行かせてもらったんですけど、すごいステージングでダイブしてるお客さんもいて。僕も今日、本当はダイブしたかったです」と興奮を伝えた。

ヨネダ2000は、『M-1グランプリ2022』の決勝でも披露した人気ネタから「絶対に、成功させようね〜」のかけ声で「ぺったん!」「あい!」と餅つき。すると、Hump Backが登場し演奏につながっていくという、斜め上かつリズムキープを得意とするヨネダ2000らしいコラボも。ふた組はツーマンライブをおこなったこともあり、縁深いそう。

『DAIENKAI』1日目
ヨネダ2000とHump Back

そのままHump Backが数曲を演奏して会場を盛り上げるなか、ライブ中盤にはドンデコルテ渡辺銀次がアコースティックギターを持って登場。Hump Backの名曲「拝啓、少年よ」を弾き語りでカバーすると、40歳独身男性が「夢はもう見ないのかい?/明日が怖いのかい?/諦めはついたかい?」と歌う切実さに、拍手と歓声が上がった。

『DAIENKAI』1日目
弾き語りを披露したドンデコルテ

囲み取材では、相方・小橋共作が「僕はただただ楽しくやらせていただいただけなんですけど、単独ライブもあったなか、1週間くらい前から気が気じゃない人がいて……」と弾き語りに挑戦した渡辺の様子を回想。本人も「記憶がない」「みなさんに許していただいただけ」と感想を話して共演者たちを笑わせた。

Hump Back・林は、MCで「お笑いに救われた」と話し、「ヒガシ逢ウサカ」が好きだったことから別ブロックに出演した元ヒガシ逢ウサカの今井らいぱちが登場。握手を交わす一幕も。最後には出演者全員でHump Backの「番狂わせ」を歌い、このブロックの大団円を迎えた。

『DAIENKAI』1日目
しらす鬼おろしの回

きむらバンドがバンドで本領発揮

「串盛り人数分の回」に登場したバッテリィズ、たくろう、豪快キャプテンの3組は、30周年イヤーを目前にしたベテランのパンクロックバンド・ガガガSPとコラボ。

以前からガガガSPの「直球勝負の男」を出囃子にしているバッテリィズは、Vo.コザック前田とともに漫才を披露。ライブパートでは、エースと寺家、そして、たくろう赤木裕がマイクを持ち、「直球勝負の男」を熱唱した。元バンドマンのたくろう・きむらバンドは「俺の青春こっからやぞー!」と叫び、ベースで演奏に参加。

『DAIENKAI』1日目
バッテリィズの漫才に参加したコザック前田
『DAIENKAI』1日目
ベースで参加したきむらバンド

「直球勝負の男」の演奏が終わると、バンドセットはそのままにステージにはサンパチマイクが。エースが「生演奏の出囃子ってこと!?」と盛り上げ、コンビでネタをもう1本披露した。

豪快キャプテン・山下ギャンブルゴリラは神戸出身ということで、神戸で結成したガガガSPにアピール。神戸にまつわる漫才をしたあと、ガガガSPが「コウベイベー」を演奏し、豪快キャプテンもマイクを握にぎった。 

『DAIENKAI』1日目
豪快キャプテン

最後はブロック出演者全員参加で「ケセラセラ」の大合唱。この楽曲は、バッテリィズが出演したサントリー緑茶「伊右衛門」のWebCMのためにガガガSPが書き下ろしたもの。そして昨年2月、惜しくも急逝したガガガSPのベーシスト・桑原康伸の葬儀の翌日にレコーディングしたのが「ケセラセラ」だったそう。Gt.山本聡は「(バッテリィズとは)運命的な何かがある」とコメント。ライブ中にも「バンドを続けるか迷った」と当時の気持ちを吐露したコザック前田は、「リリースするチャンスを得たので、続けていくという流れに自然となりました。やれていることがありがたい」と感謝を伝え、お笑いと音楽の可能性を感じたと語った。

『DAIENKAI』1日目
串盛り人数分の回

さまざまな縁のなかで、音楽とお笑いの大宴会が繰り広げられた、『DAIENKAI 2026』の初日。この宴は8月1日、2日と続き、この場ならではのコラボレーションで、音楽とお笑いを、存分に楽しませてくれるに違いない。

『DAIENKAI』1日目
現地集合の回
『DAIENKAI』1日目
とりあえず生の回
『DAIENKAI』1日目
おじぼりキンッキンッ!の回
『DAIENKAI』1日目
中締めの回

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  • DAIENKAI 2026

    『DAIENKAI 2026』チケット情報

    【チケット席種・料金】
    一日券:10,000円(税込)
    ※席は全て指定席
    ※当公演の先行販売でのお席は、全てランダムとなり、抽選で座席を決定いたします。 受付順に良席を保証するものではございませんので予めご了承ください
    <一般販売(一日券のみ)>
    受付期間:5月23日(土)10:00~
    販売:FANYチケット、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、アソビュー!
    決済方法:クレジットカード、コンビニ

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日比楽那

(ひび・らな)2000年生まれ。ライター、編集者。映画や音楽などアート・エンタテインメント、ユースカルチャー、ジェンダー、ウェルビーイングなどを中心に、広く企画、インタビュー、ライティング等に携わる。