“超特急らしさ”とは? オリジナルメンバーに聞いたグループの現在地

2022.10.11
超特急 オリジナルメンバー

文=坂井彩花 撮影=菅野幸恵 編集=森田真規


ボーイズグループ好きであれば、スターダストプロモーションに所属する男性アーティスト集団「EBiDAN」を知らない人はいないだろう。現時点でその長男を務めるグループこそ、メインダンサー&バックボーカルグループの超特急だ。

2011年の結成以来、紆余曲折な線路を走りつづけてきた彼らは、今年8月にオーディション『超特急募』により選ばれたメンバー4人を連結した。ここからは新体制の超特急として、9人で走っていくことに。

そこでQJWebでは、ニューシングル『宇宙ドライブ』が10月12日にリリースされることを記念したインタビューを実施。新メンバー、オリジナルメンバー、新体制9人に分けて記事を配信していく。

第2弾では、グループのカラーを作り上げてきたカイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシのオリジナルメンバー5人に、新メンバーを選んだ理由や“超特急らしさ”について話してもらった。

超特急
2011年12月25日に結成、2012年6月10日にCDデビューしたメインダンサー&バックボーカルグループ。 これまで発売したアルバム&シングル合わせた19作品が、オリコンウィークリーランキングに連続トップ10入りを果たしている。2022年4月、結成10年を迎え、新メンバーオーディション『超特急募』を開催することを発表。同年8月8日の「8号車の日」に、追加の新メンバー4名を発表して、新体制の9名で活動していくことに。


新メンバー4人の選出理由

──『超特急募』が開始した段階で、9人体制にしようと考えていたんですか?

ユーキ 「こういう形にしよう」とは決めず、本当にいい人がいたら入ってもらおうというスタンスでしたね。

タクヤ 漠然と「きれいにセンターを取れる人数がいいな」と考えていたくらい。もともと超特急は7人でスタートしていたから、僕はなんとなく「7人組になるのかな」と思っていましたけど、気づいたら9人になってました。

リョウガ オーディション企画をさせていただくのも初めてでしたし、選んだり考えたりしていろいろな想定が生まれていくなかで、「最終的な段階」というのはだいぶ悩んだところでした。結果として、みんなが自然とひとつの選択肢に辿り着いた感じだったので、なんだかんだまとまるんだなって。

──新メンバーの4人を選んだ決め手があれば、教えてください。

超特急 新メンバー
超特急 新メンバー(左から/シューヤ、マサヒロ、アロハ、ハル)

ユーキ ダンサーに関しては“もともと踊れる”というのが大前提。超特急が重ねてきた10年間分のブランクを一気に背負える覚悟を持った、ダンススキルのある子じゃないと、やっぱりやっていけないと思ったので。

カイ ただ、最終審査までは本当に誰が選ばれてもおかしくない状況だったんです。「あの3人がいい」と思ったのは、合宿審査のあとに行われた最終審査で自分の殻を破ったパフォーマンスができていたから。振り切り方がほかの参加者たちと比べて、突出していました。

ユーキ ダサかっこいいに吹っ切れる素質というか。その上で、一人ひとりが個性的なんですよ。マー君(マサヒロ)は「ダンス一本で来ました!」って覚悟を持っている子だし、アロハやハルは歌やラップもできるし、アクロバットみたいにパフォーマンスで光りそうな才能も持っている。もちろんビジュアルや内面も見てはいるんですけど、輝くスキルを持っていたのは大きな決定打になったんじゃないかな。

カイ
カイ:2号車/MAIN DANCER、神秘担当。1994年9月27日生まれ、神奈川県出身

──ボーカルのシューヤさんについてはいかがですか?

タカシ 総合点がズバ抜けていたのが決め手でしたね。最終審査やボイストレーニングで、目覚ましい成長を見せてくれたのがシューヤだったんです。それに、お互いのいいところを尊重しながら切磋琢磨して高めていけそうな気もしたんです。元から超特急にいた僕がボーカルを引っ張っていくのは大前提だけど、シューヤなら、彼からも引っ張ってもらえそうだなって。

──すんなりシューヤさんに決定したのですか?

タカシ 悩むこともたくさんありました。僕と一緒にやってもらえる、これから共に時を過ごしていけるようなボーカリストがいいと思っていたので。「この人でいいか」とすんなり決めることができず、募集期間も延長させていただきました。ボーカル体制を3、4人にすべきか真剣に考えたこともありましたけど、シューヤが「やっぱりツインボーカルがいいな」って僕に思わせてくれたんです。

タカシ
タカシ:7号車/BACK VOCAL、末っ子担当。1996年9月23日生まれ、大阪府出身

──5人から9人だと、一気に大所帯になった感じがしますよね。

タクヤ そうですね、すごく多いです。

リョウガ 9人体制だと、最初にメイクしてもらった人は2時間待ちですからね(笑)。基本的にふたりずつ進めていくので、これまでは2・2・1人で終わっていたけど。

──楽屋は大きくなりましたか?

リョウガ 変わってないです。

タクヤ むしろ、最近ちょっと狭くなったよね。人数は増えたのに……。

リョウガ スタッフは俺らのことをどうしたいんだろう(笑)。

──仲よくなるために、距離を近くしているとか……。

リョウガ それ、物理的過ぎない(笑)。とにもかくにも、今までのいろいろな常識が通用しない人数になっているので、自分たちでもどうなるかわからないです。

タカシ 元通りになったというよりも、やっぱり進化したんだなって。

リョウガ これから、まだまだ新しい発見がありそうです。

リョウガ
リョウガ:3号車/MAIN DANCER、ガリガリ担当。1994年10月23日生まれ、神奈川県出身

5人が考える“超特急らしさ”


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坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..

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