出川哲朗、リアクション芸はなくなるのでは?という質問に「僕が残します!」(ワルイコあつまれ)

てれびのスキマ

テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。

『ワルイコあつまれ』(8月19日放送)

「慎吾ママの部屋」には、太田光が扮する平賀源内がゲスト。「エレキテル」つながりで「ダメよ~ダメダメ」と繰り返したり、大はしゃぎ。

「子ども記者会見」のゲストは出川哲朗。かつての「出川狩り」について香取慎吾に話したら、熱い人だから「許せねえよ! そいつら一人ひとり会ってシバいてやる」と憤ってくれたというエピソードも飛び出しつつ、基本的には「リアクション芸」についての話。

熱湯風呂は、「正直言ってぬるま湯でもできるんですけど、本当に熱いやつだと自分の計算外のハプニングや笑いが起こる可能性がある」ことと、ダチョウ倶楽部の“伝統芸”と同じことをやったらダメだから、リアリティを追求する方向に行ったことを話す。

それには、関根勤から言われた「最後は人間力。人間そのものがおもしろかったら、何やっても笑ってくれるから」という言葉が大きかったと。

香取も「出川さんは、ザッピングして出てきたら止まっちゃう」という。「何かが起こりそう」だと。これは出川への最大の褒め言葉に違いない。

ライバルを問われ「上島竜兵さんしかいない」ときっぱり言う出川。「ライバルでもあり、戦友でもあり、友達でもあり、先輩でもある。ほかの芸人さんとは別物」だと。

「どっちが上?」と聞かれて「俺ですね」と即答するも、「って言いたいけど、ウソですね。あの……引き分けかな。自分としては引き分けと思いたいですね。負けてるかもしれないけど、引き分けですね」とつづける。その思いの強さには胸を打たれる。

リアクション芸を「100人が100人笑うのは難しい。80人くらいに笑ってもらえればいい」と語る出川。「残った20人にまで『こっちは体張ってがんばってるんだから、笑ってくださいよ』っていう思いはない」という。

そんなリアクション芸を嫌だと思う割合は「昔と一緒だと思う」が、「昔よりもこの20人の声が大きくなった」と分析する出川。

そんな風潮からリアクション芸がなくならないかと問われ、「結局は変わらず残ると思います」と力強く語る。「素敵なことだし、おもしろいから。絶対に残ると思うし、僕が残します!」。

そのあと、すぐ照れ笑いを浮かべる姿を含めて、とても出川らしくて素敵だった。

あと、「助けてくれ」と言ったら本当に助けてしまうスタッフがいるから、「NGワード」を決めているという話もおもしろかった。

『キョコロヒー』(8月21日放送)

佐々木美玲を迎えて、齊藤京子が得意だと主張する心理ゲームをやることに。

佐々木によると、齊藤京子は普段から人狼ゲームをやっていることが本当に多いそうで、「今7人くらいいるんだけど、誰か空いてない?」などと人数集めをしているという。集まらないときは「あー集まらないなー」とみんなに聞こえるように言うのだと。

今回行うのは「お題ワードトーク」と「ババ抜き最終決戦」。京子が「ゲームマスター」キャラになっているのが可笑しい。

前者のゲームでは、お題をまったく当てられない齊藤京子。

後者は、彼女が2年前からやりたいと言っていた「ババ抜きの最後の駆け引き」をするゲーム。ジョーカーを含む3枚のカードから1枚ずつ引き、最後までババに当たらなければ勝ちというもの。

佐々木の目線から「これは絶対違いますね」と引いたカードがジョーカーで、一発で負け。今度は逆に京子がカードを持つほうになると、佐々木は京子の反応を巧みに読んで、最後までジョーカーを引かず。

ある意味予想どおり、まったくいいところを見せられずに終わったマスター京子「ちょっと調子が悪かった(笑)」。

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1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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