ナイナイ岡村も興奮「スゴいものを観た!」東京03が起こした“奇跡”(てれびのスキマ)

てれびのスキマ

テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。


『ENGEIグランドスラム』

川島が「支配人」として仕切る「無声演芸劇場」にランジャタイ。

オール巨人のパネルを取り出す彼らが声を出せない代わりに、川島が必要最小限の実況をするのだが、巨人のパネルが追加されると「もう1巨人」などと言葉を添えるのが川島らしくておもしろい。

そしてミニ阪神が乗ったドローン登場。巨人のパネルの間をミニ阪神ドローンが軽快にぐるぐる回る予定だったものの、充電が切れて着陸してしまうハプニング。

もう一度セッティングして飛ばすも、やはり力尽きて静かに着陸。「お客様の中にこの電池を持っている人はいますか?」と特殊な電池を掲げる国崎がやたらおもしろかった。

今回は「やっと呼んでもらえましたわ! ええやんええやん!」とザコシショウが登場(矢部「逆に彼の無声演芸を観たい」)したり、いつもはトリを務める爆笑問題が中盤に登場し、大トリはおぼん・こぼんが務めたりと、新鮮な光景が多かった。

中でも激レアだったのが、東京03。『余計な感情』という「長ゼリフ」をテーマにしたコントを披露するが、いよいよその大事な長ゼリフの場面で「もう1回お願いできますか……」と角田。「どうした? お前……ガチじゃね―か!」と思わず笑ってしまう飯塚。なんとセリフが飛んでしまったよう。

再度セリフを言い始める角田だが、すぐ自分で吹き出してしまい「あのー、最初なんでしたっけ?」と飯塚に聞く始末。飯塚は「1回、土下座しろ!」と、直前のバカリズムの「美しい土下座」をテーマにしたコントに被せる機転。

その後も、うまく話につなげ、どこからどこまでがガチのミスかわからないほどに。収録後「こんなに(セリフが)飛んだのは、お笑いを始めて初めて」と角田が言っていたので、セリフが飛んだのはガチだったのだろう。コントの最後も土下座で締めて終了。

司会の岡村は「素晴らしい! 成立してましたよ。スゴいコントを観ましたね!」と感嘆。「『ENGEIグランドスラム』の奇跡でしたね」と松岡茉優が言うと、岡村が「通常、コントで間違った場合、戻せないじゃない? でも、このネタの場合、戻すこともできた。しかも、バカリズムが前にやったあの土下座も活かしつつも、奇跡が起こった!」とまくし立てる。矢部「なに興奮してんの!?(笑)」。

『さんまの向上委員会』

向上ゲストのさらば青春の光へのクレームゲストに、ザ・マミィとお見送り芸人しんいち。

森田のことを下品と評す林田。品がなくてもそのぶん女性にモテてるならいいが、その噂もないと言って「品もないし夢もない」と切り捨てる。

だが一方で、うまくクレームを言うことができない酒井に対して「関係値ないのにクレームあるフリして向上委員会出るほうが下品やで」と森田。

これにニューヨーク屋敷が「違うんですよ、関係値ないのにケンカ誘おうとするこの番組が一番下品なんですよ!」と助け舟を出す。「かわいそうに、喫煙所で震えてましたよ! 『さらばさんに僕言うこと何もないですよ』って」とつづけると、酒井「人の悪口、言ったことないのにぃー」。

その後も猫好きを主張する森田が、炎上しちゃうと言いながら「猫は猫なんです! 少年のときから思ってます。家族ではないやん。猫は猫!」と持論を展開したり、そんな炎上案件を凌駕するような数々の下品エピソードが暴露されたりすると、さんま「この番組が下品でした(笑)」。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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