有吉弘行、“一番気軽な70代”蛭子能収と再会「めちゃくちゃ泣ける映画みたい」(てれびのスキマ)

文=てれびのスキマ 編集=高橋千里
トップ画像=『クイック・ジャパン』vol.153より


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『有吉クイズ』

「有吉と蛭子さん2022春」と題して、蛭子能収と半年ぶりに再会。

前回、蛭子が「自然の花とか見てるのが楽しい」と言っていたため、広大な庭園を誇る八芳園で待ち合わせするが、実際に花などを見ても反応は微妙。

それを有吉が追求すると「興味ない」「都会がいい」と言い出す蛭子。それでも「体調は、俺はいいです。なんの問題もなく」と言うように元気そう。

最近は公園によく行き、子供たちが遊んでいる様子を見るのが好きだという蛭子は「子供たちがひとりかふたり、コケたりするとおもしろいです」といかにもな蛭子節を炸裂。

「認知症になっちゃったけど、全然普通」と言われ「俺も全然なったって感じしませんね。たぶんなってないと思う」と笑う蛭子に対し、有吉は「一番気軽な70代ですね、僕の中で」と愛情たっぷりに形容。

前回、結婚祝いに描いてもらった夫婦の似顔絵はいい額に入れて家に飾っているという有吉の提案で、お互いの似顔絵を描くことに。軒先に座って無言でペンを走らせている光景があまりに素敵。

スタジオで観ているパネラー陣も「『最強のふたり』みたい」(盛山)、「めちゃくちゃ泣ける映画。最高の邦画でしょ、これ!」(せいや)と大絶賛。

蛭子の画に影響された「蛭子派」を自称する有吉の画は、本当に蛭子風のタッチを感じさせつつちゃんと似ている似顔絵でとてもいい。一方、蛭子の画は半年前とさらに画風まで変わっていて、なんだか胸が締めつけられた。

最後に有吉は「夏、またお会いできたら」と約束。季節ごとの恒例企画になってほしいし、それが蛭子のひとつの精神的な拠りどころにもなるのなら、そんなに素敵なことはない。

約束を取りつけた有吉が「ギャラ払いますんで」と言うと蛭子、“今日イチ”の笑顔。

『午前0時の森』

「新番組始まる前にこんなに謝られたことないわ」という若林正恭と水卜麻美による「擬似生放送」でほぼラジオのようなふたりトーク。

水卜とは入社1年目から『NFL倶楽部』で共演しており、「テレビ同期だと思っている」という仲で、2年ぶりの共演とは思えないほど息の合ったトーク。

結婚後の変化について、ひとり暮らしのころは飲みに行くタイプでもないため仕事の間しかしゃべっていなかったと振り返り、心を開いている時間が少ないから『ヒルナンデス!』などのCM中、人としゃべろうと思うとすごくギアを上げなくちゃいけなかった。

しかし、結婚したあとは「常にしゃべってる人の雰囲気が出てるのか、しゃべりかけられるようになった」と若林が語ると、驚きの表情を見せる水卜。

番組終盤になってようやくゲストの玉城ティナを呼び込む。玉城「もう呼ばれないのかなーって思ってました(笑)」。

「友達の定義」という話になり、若林は「風邪引いたときにスポーツドリンクを玄関まで持ってきてくれたら友達」と語り、現在それに該当するのはテレビマンひとりとサトミツのふたりだけだという。若林「山里亮太は持ってきてくれないと思う(笑)」。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。