『THE FIRST FINAL』直前リハーサルに密着。SKY-HI「死ぬときに思い出せる“伝説”を作りましょう」【『BE:FIRST Gifted Days』レポート#16】

『BE:FIRST Gifted Days』レポート#16

文=坂井彩花 編集=森田真規


SKY-HI(スカイハイ)が率いる会社「BMSG」が仕かけたオーディション『THE FIRST』。そのオーディションによって誕生した7人組ボーイズグループ「BE:FIRST(ビーファースト)」のデビュー後の日々を追いかける番組『BE:FIRST Gifted Days Road to THE FIRST FINAL』。

第16回では、『THE FIRST FINAL』(ぴあアリーナMM)1日目の1月29日、本番直前に行われたリハーサルの様子が届けられた。

ぴあアリーナMMに集結した参加メンバーたち

『THE FIRST FINAL』初公演を迎える、2022年1月29日。出演メンバーが続々と、会場のぴあアリーナMMに姿を現した。

「めちゃめちゃ元気過ぎて、ちょっと怖いです」と高揚を押さえられない様子のTAIKIに、「ほどよく楽しみです」と平静を保ったRAN。BMSG所属アーティストとして参加するNovel Coreは、「やっぱり緊張します。“みんなの大事な日に自分もいいパフォーマンスをしないといけない”っていう、自分のライブとは違った緊張感があります」とほかの参加メンバーとは異なる視点でコメント。

SOTAとLEOは、おそろいのコーヒーを手に仲よく会場入り。SOTAは「今日はアリーナということでがんばります」と意気込みを明かした。「“緊張”って文字は、僕の辞書にはないです」と話したのはRYOKI。しかし、その直後に「ごめんなさい、盛ったかもしれない(笑)」と爽やかに訂正した。

『THE FIRST』主催者であるSKY-HIは、気持ちの赴くまま感慨に浸るわけにはいかない様子。「みんなは感傷に浸ってくれてありがたいですけど、俺はその立場ではないんで。今はまだ作り込まないといけないから」と、出演者かつ演出家として『THE FIRST FINAL』に挑んでいる自らの立場を明かした。

1年という時間の経過を感じさせる関係値

メイクルームでは、パックをしたり美容機器を使ったりヘアセットをしてもらったりと、各々の準備が賑やかに進んでいく。ヘアメイクスタッフから「今日はどうする? 今までのオーディションのイメージもあるから、ウェーブでもいいと思うけど」と提案されたSHUNTOは、「ウェーブで」と答えてオーディション時の髪型を再現していた。

翌日に誕生日を控えたSHUNSUKEと談笑していたのはRYOKI。「誰も何もあげないと思うけど(笑)」と、からかうようにSHUNSUKEに話しかける。『THE FIRST』の合宿が始まってすぐ行われた「クリエイティブ審査」では、思うようにコミュニケーションが取れずにぶつかってしまったふたり。今では、確かな友情が築かれていることを感じさせるやりとりだった。

待ち時間の合間を縫って、SHUNTOとTAIKIはステージを確認すべく観客席へ。「やばっ! あの線が動くってこと? ガチですごい」と興奮するTAIKIをよそに、「反応がいちいち大きくて、使いどころがありますよね」と微笑むSHUNTO。TAIKIは最後の最後まで「(観客席を見て)ドリンクも置けるんだ! 映画館みたい」と、ハイテンションだった。

SKY-HI「伝説を作りましょう」

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