『THE FIRST FINAL』直前リハーサルに密着。SKY-HI「死ぬときに思い出せる“伝説”を作りましょう」【『BE:FIRST Gifted Days』レポート#16】


3時間半に及んだリハーサルを終え「伝説を作りましょう」

12時50分、いよいよリハーサルがスタート。まず行われたのが、BE:FIRSTのポジション確認。実際のステージは初めてのため、丁寧に立ち位置を確認していく。一方で待機中のメンバーは、初の大舞台を前に緊張している様子。声出しをしたり、歌い方を確認したり、なかなか落ち着かない。不安そうな表情を見せていたTAIKIは、「なんで、リハで緊張しているんだろう……」と話していた。

いくら緊張していようとも、本番もリハーサルも待ってはくれない。全員でパフォーマンスに挑む「Mr. Psycho」の確認では、本来ステージに立っているはずだったNAOKIのポジションはあえて空けたままにされた。

その後も「Snatchaway」「BACK TO BACK」と確認はつづいていく。舞台の裏では、モニターを使ってステージの様子をチェック。映し出された映像を観ながら、Aile The Shotaは「やば過ぎじゃね、アリーナでやってるの」と瞳を輝かせていた。

「YOLO」「Good Days」「“A” Life」とつづくセクションは、SKY-HIの思い入れもひとしおのようだ。「やっぱりクリエイティブ審査の曲は強いよね」と話し、JUNONと歌う「ナナイロホリデー」についても「エモいよね。俺も終始泣きそうだもん」とコメント。

「クリエイティブ審査NEO」の楽曲も、チームごとに確認していく。Club JRLを見たAile The Shotaは「この曲のとき(のLEOは)、かっこいいよね。JUNONは相変わらずかっこいいな。狙わない感じ」と語り、RYUHEIはRanReiのダンスを見ながら一緒に踊っていた。Show Minor Savageのパフォーマンスを見たSKY-HIは、メンバーにステージでの魅せ方を指南。臨機応変にアドバイスをしながら、その場で演出も変更していった。

BE:FIRSTのメンバーが一段と沸き立ったのは、ステージの下から姿を現す、いわゆるポップアップを確認するときだった。JUNONは「初ポップアップ楽しみです」とうれしそうな表情を浮かべ、体験直後のMANATOは「マジで怖い」とコメント。スパークラー(火を使わない電子花火)を確認する場面では、7人共ステージ上に噴き出した火花に興奮していた。

3時間半に及んだリハーサルが終了し、SKY-HIはメンバーたちを前に次のように締め括った。

「数年後には、いろんな人生がそれぞれにあると思う。遊ぶように『THE FIRST FINAL』のリハをやってきましたが、振り返ったとき『これがあったのは本当に最高だな』と思う日になり得ると思うので、死ぬときに思い出せる日にしましょう。伝説を作りましょう。そして、隅々まで非常に凝り抜いたステージを、こんな突貫で作っていただいて、皆さん本当にありがとうございます。NAOKIもありがとう。素晴らしい本番にしましょう。よろしくお願いします」

「何回生まれ変わっても『THE FIRST』をやると思う」

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