松本人志のモノマネ芸人JPを松村邦洋らが絶賛「ああいう人売れますよね」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『お笑い実力刃』

「お笑い芸人を題材にしたモノマネ」を特集。そのルーツは誰なのかを調査すると、コージー冨田、原口あきまさ、ホリの証言者3人の答えが一致。それが松村邦洋によるビートたけしモノマネ。歌マネが全盛だった80年代後半に『日本ものまね大賞』(1988年)にたけしの「しゃべりモノマネ」で登場した松村(素人時代)は衝撃的だったと口をそろえる。特に当時20歳で愛知を拠点にモノマネをしていたコージーは「ヤバいと思った。これは早く東京に行かないとこの人に全部やられちゃうと思った」と上京を決意したという。

その松村は芸人モノマネを始めたのは、自分が「ひょうきん族世代だったから」と明かす。番組内で芸人モノマネをやっていたからそれをマネたのだと。中3で坊主だった松村は『戦場のメリークリスマス』で坊主になったたけしのモノマネをまわりから薦められ、稲川淳二風にマネしてみたら絶賛されたのが始まりだそう。

芸人モノマネで大事にしているポイントでも証言者3人の意見は一致する。芸人の声よりも「間」をマネしないといけない、その上でその芸人に憑依し妄想して「言いそうなこと」「それ言ってたかもと思わせること」を言わなければならないと。とても高度。

今注目すべき芸人モノマネも満場一致でやはりJPを挙げる。松本人志のモノマネはみんなやりたいと思って挑戦したができなかったと。「あと腰が低いですよね。ああいう人売れますよねえ」といっている松村自身がかなり後輩のJPを「さん」づけで呼んでいて説得力がすごかった。

『~凪咲と芸人~マッチング』

番組最後のゲストはハリウッドザコシショウ。前回決めたようにザコシのことを「シュー太郎」と呼ぶ渋谷が可笑しい。途中、真剣な話になり、毎日YouTubeを上げていることを聞かれ「意地というか信念。ここを曲げたらもう俺じゃなくなる」と答えるザコシ。『R-1』優勝後、仕事がたくさん入り、社員からも「別にやらんでええやん」と言われたが「そこを辞めちゃうとどんどん自分がつまんなくなっていく」と感じつづけていると。

売れてすぐ浮気したり不祥事を起こす人の気が知れないというザコシ。「今まで売れてきたものを全部放り投げてもいいんですか?って」「絶対に失いたくないものはお笑い」だと熱く語る。これに共感した渋谷が「もうアイドルじゃなくても呼んでもらえるよとか言われたりするけど、私はアイドルっていうのがあるから今の自分があるからどんだけ忙しかったり、こっちでもてはやされたとしてもここ(アイドル)でブレたら絶対にすぐもてはやされなくなる」と言うと「偉い!」とザコシ。「『あっぱれ』あげてください!(笑)」。

渋谷がさらに「変に群れたりとかいろんなとこに行ってしまったら流されてみんなと同じふうになってしまうから、それやったら自分の正義を貫いてやらないと終わるなって思います」などとつづけると「ええこと言うやん!」とザコシ。最後のゲストで一番といっていいほど共鳴し合ったトークを展開していた。

と、4月からは『凪咲とザコシ』にザコシショウをパートナーに迎えリニューアルされることに。ザコシ「逆に聞きますわ、俺でええの?」渋谷「ええやん!」。


明日観たい番組:元旦に話題になったお笑いBIG4の特番が実現

『爆さまネプナイン』(フジ)ナインティナイン、さまぁ~ず、ネプチューン、爆笑問題、かまいたち、ハライチ。

『くりぃむナンタラ』(テレ朝)「ビンカン選手権アシスタントをかけ女の戦い」。

『テレビ千鳥』(テレ朝)「深夜にお引越し大反省会!!」。

『上田若林の撮れ高』(日テレ)自分たちの力で自由気ままに「撮れ高」を見つける旅番組。

『おかべろ』(フジ)木村昴。

『ボクらの時代』(フジ)未公開集。

【関連】爆笑問題、さまぁ~ず、ネプチューン、ナイナイが明かす過去のフジ制作班の派閥争い(てれびのスキマ)


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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。