爆笑問題、さまぁ~ず、ネプチューン、ナイナイが明かす過去のフジ制作班の派閥争い(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『第55回新春!爆笑ヒットパレード2022』

かまいたち進行で、爆笑問題、さまぁ~ず、ネプチューン、ナイナイによる「BIG4に聞きたいルーレットーク」。1996年の『新品部隊』出演時のネプチューンを観て「なんの番組?」と聞くとホリケンが「荒井(昭博)さんがやってたやつ」と答えたことから、フジテレビの制作班トークになっていったのがおもしろかった。

名倉 (俺が)ジュンカッツのころ、一緒にやってたよな。

岡村 そうそう。でも荒井班やから。俺らは(片岡)飛鳥班。

名倉 いやいや、そんとき俺は飛鳥班やったのになんか切られたんや(笑)。

山内 フジテレビの派閥があったんですね。

岡村 仲はいいけどね。

矢部 ギスギスした深夜番組やねん。

岡村 『大石恵三』もあったしね。

三村 あれはね、川口(誠)班っていってドリフの班(笑)。

田中 『大爆笑』からの流れ。

原田 爆笑問題は何班?

太田 なんにもなかったから。

田中 俺らわりと荒井班はけっこう……

太田 『いいとも』とかね。

濱家 僕らもその流れの番組やらせてもらったんでそのピリピリした感じは残ってましたよ。この縦のラインでもピリピリしてました。僕らが喜んで『はねるのトびら』からもらった弁当食べてたら、僕らの番組のディレクターさんがバーっと入ってきて「敵の弁当食ってんじゃねえよ」って(笑)。

岡村 それは近藤(真広)さんくらいからやと思うわ(笑)。なかったよね、新井さんのころは。

原田 噂では近藤さんがピリピリしてたって(笑)。

矢部 近藤さんは『はねる』のメンバーに「『めちゃイケ』観て笑うな」って言ってたから(笑)。

「この中で賞レースに出たら優勝しそうなコンビ」という質問には「絶対に負けない!」と太田が吠えるなか、若手時代の思い出話に。

原田が「俺たちは爆笑問題に一度勝ったことがある」と『松みのるライブ』のことを持ち出すと、太田「松みのるライブなんて誰が知ってんだよ!」と笑う。ずっと爆笑問題が1位だったが一度だけ勝ったそう。そのときはネプチューンがバカウケして、そのあと出た爆笑問題は、太田が緊張し噛みまくっていたと。

東西の賞レースは違うという話から、バカルディが大阪の2丁目劇場で1週間修行に行ったという話。ナインティナインがちょうど『ABCお笑い新人グランプリ』を獲ったころ。

岡村は「そのときは俺らみたいな若手がバーっと2階に並んでバカルディってどんなんなん?みたいな感じで見てて、当時は東京弁しゃべるだけで2丁目劇場のお客さんは引くけど、それでもバカルディはめちゃくちゃウケてた」と回想。宮迫仕切りで天然素材らとバカルディとで飲みに行ったそう。

その天然素材について原田は「名古屋とかで営業があるの。天素チームvsボキャブラチームみたいな。そのときはピリついたよね!」と笑う。天素ブームのころ、太田もそのアイドル人気に噛みついていたそう。

岡村が「テレビ観ててシバいたろかと思ったくらいにめちゃくちゃ言うのよ。大きいピーマンと小さいピーマン持って出てきて(ぐちゃぐちゃにしながら)『ナインティナイン!』って」と思い出して言うと矢部「わー、なんか今でも嫌い!(笑)」。

ずっと聞いていたいトークだった。

『アメトーーク!』年末SP

「アメトーーク!大賞」のコーナー。「反省大賞」は大方の予想どおりツッコまれると「サイレント」になってしまう小杉。そして大賞に輝いたのは2021年の顔だった麒麟・川島。文句なしの受賞。

「あなたにとって今年は飛躍した1年となりました。2021年、麒麟が来ました」「呼ばれる番組で常に仕上げて結果を出しつづけ、業界内に評判が伝わり今や各局で引っ張りだこ」などと評され、「相方がブレイクした私に仕事がないときに『アメトーーク!』さんだけがひとりでトークで呼んでいただいて……」と涙。その目に「反省大賞」の小杉がつけていた「最強」の文字が刻まれたメガネをかける。

終盤、江頭2:50が久々に登場。「みんなを明るくさせるVTRを盟友と撮ってきた」と出川と共に体を張ったロケ。出川がカースタントをやり江頭が逆バンジーでくす玉を割る。

車の上に乗り爆破の粉まみれになっている出川に「大丈夫かぁ~!?」と江頭。出川は走りながら「久しぶりだぜ、この感じ! エガちゃん、待ってろよ! ワクワクするぜ!」と返す。

そして江頭が逆バンジーで飛ぶと、「くす玉に当たらないと割れないから失敗したら何テイクかしようと言ってたんだけど、さすがエガちゃん一発で」と出川が振り返るように一直線できれいにくす玉に。くす玉から出てきたメッセージは「来年、世界ががっぺ幸せに」。

その芸人ならではのメッセージの贈り方にスタジオの芸人たちもグッときている様子。とても感動的だった。


『千鳥のクセがスゴいネタGP』

以前、番組に虹の黄昏が出た際、大悟が「コウテイがおるからなあ」と冷ややかに言ったことで実現したコウテイvs虹の黄昏の「東西おバカ対決」。

虹の黄昏のネタを観た大悟は「飲みの後輩にしたいね」「あんなバカ、なかなか最近いない」と今度は賞賛。「どっちもいいおバカ」と2組を讃えた。

明日観たい番組:二宮和也主演『潜水艦カッペリーニ号の冒険』など

『竜兵会vs出川軍芸能界オールスター草野球対決2022』(テレ東)出川哲朗、蛍原徹、堀内健、ずん、ウド鈴木、岩井ジョニ男、中岡創一、ゴリけん、霜降り明星、ダチョウ倶楽部、神奈月、松村邦洋、安田和博、土田晃之、インスタントジョンソン、スギちゃん、劇団ひとり。

『チマタの噺 正月SP』(テレ東)佐藤浩市、三村マサカズ。

『新春生放送!東西笑いの殿堂』(NHK)爆笑問題、中川家、阪神・巨人、おぼん・こぼん、ナイツ、銀シャリ、和牛ら。

『内村&さまぁ~ずの初出しトークバラエティ 笑いダネ』(日テレ)今田耕司、バカリズム、小峠英二、ヒコロヒー、アルコ&ピース、蛙亭、ザ・マミィ、Aマッソ、オダウエダ、狩野英孝。

『マツコの知らない世界 大新年会SP』(TBS)「アフタヌーンティー」「そば」「写真アプリ」「おはぎ」「サンバ」「ドライカレー」「昭和家電」「アイス」「包み紙」「ラッピング」「モンブラン」。

『しくじり先生 お正月SP』(テレ朝)ロッチ中岡。

『幕末相棒伝』(NHK)主演:永山瑛太、向井理。

『潜水艦カッペリーニ号の冒険』(フジ)主演:二宮和也。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。