マヂラブ野田、『R-1』準決勝で史上初のトラブルを起こした「野田ゲー」の裏側を語る(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『激レアさん』

「激レアさん」として野田クリスタルが登場。「どんな激レアさんかと思いますか?」と問われ、バスケ好きの若林は「最近ダンクできるようになったんだよね?」と言う。

野田は「どうしてもダンクをやりたくて、27歳からダンクの練習を始めて33歳でハンドボールでダンクできるようになった」「大人になって20cmジャンプ力が伸びるっていう」というこれまた激レア体験を語るが、今回は「知識ゼロの状態から1円もお金をかけずに完全独学で10年以上ゲームを作り続けていたら商品化までされちゃった人」としての登場。

「ダンクとゲームと変な漫才」が売りだと笑う野田に「習わないよね」と若林。お笑いでもNSCなどには行かず、ダンクもゲームも独学。このあたりこそ、野田クリスタルの本質なんだろうなと思う。野田「独学に夢中になっちゃう男(笑)」。

もともとゲームとの関わりは、オンラインゲーム草創期にそれに夢中になったことが始まりだそう。当時、お笑いではトガりまくっていたが、オンラインゲームのチャットでは「とにかく『www』が欲しくて」クラシックなボケに走っていた野田。

転機となったのは『M-1』が休止していた2011年、漫才以外の特技をイベントでやることになり、イベント用にゲームを独学で制作。これが大ウケし、イベントをやるたびに新作を作るようになったそう。

「やればウケるというのを手に入れて、ものまねの人ってこういう感覚なのかな」と思ったという。プログラミングはもちろん大変だが「プログラミングさえ終わればウケるのが保証されているんだから」やることに苦はなかったと語る。

そんな「野田ゲー」を天下に知らしめた『R-1』。予選はモニターを自前で用意しなければならず、準決勝では40万以上かかったそう。そこに全ベットする覚悟がスゴい。

しかも、その準決勝ではトラブルつづき。挙げ句、モニターが映らず中断し、MCのテンダラーとのフリートークでつなぐ「史上初」の事態にも。だから、局の機材でやれる決勝はなんの緊張もなくできたというのがおもしろい。

若林が野田につけたラベリングは「漫才では論争を起こすけどゲームでは正統派の人」。

『有吉クイズ』

錦鯉・渡辺隆のプライベート密着クイズ。「テレビでやることじゃない」と渡辺が自嘲する地元・葛西でのひとときに密着。

まず向かったのは、床屋。「引退力士の断髪式」という有吉のたとえがぴったりの、本当にただのおじさんの散髪風景。だけどなぜか無性に可笑しい。

そして「身を清めて」訪れたのがDVDショップ。もちろん「ライフワーク」だというAVをチェックするため。ツイッターでは芸人よりも多い600~700人のAV女優をフォローしているという。これまで観たAVの数も「数えたことはない。何千じゃきかないと思いますよ」と淡々と語る。

好きなAV監督を聞かれ「朝霧浄監督」と答える渡辺。「ストーリーが普通におもしろい。切ない。ストーリーの中にエロを作る。そんなところにエロを作れるんだって。話がよすぎて泣いちゃうときもある」と「泣きジコリ」をするとまじめに語る。

そのあとも「黒ギャルはやっぱり覚悟が違う」などAV談義が止まらない。有吉「『M-1』の話してるの?」渡辺「エロビデオの話です(笑)」。

渡辺隆のAV談義、変なバイアスもかかってなくて、口調は穏やかだけど、しっかり熱は伝わってきておもしろい。じっくりずっと聞いていたい。


明日観たい番組:『有吉の壁』『水曜日のダウンタウン』『あちこちオードリー』ほか

『有吉の壁』(日テレ)「おもしろ学園選手権」「ブレイク芸人選手権」。

『水曜日のダウンタウン』(TBS)「チョウチンアンコウの罠、人間にも通用する説」「輪ゴムが10本あれば誰でも正体不明に出来る説」「ハッピーサプライズを仕掛けた相手がウレションしたら、仕掛け人の方一瞬で真顔になる説」「2段ベッドで寝てる夫婦などいない説」。

『あちこちオードリー』(テレ東)「芸能界が生きやすくなる参考書を作ろう!」にインパルス板倉、狩野英孝、銀シャリ。

『お笑い実力刃』(テレ朝)「女性ピン芸人の歴史」。

『キョコロヒー』(テレ朝)「京子がCMの中で可愛すぎ問題」「ヒコロヒー 菅田将暉&永山瑛太に挟まれる」「差し入れの達人に学ぼう」「ヒコロヒーの新居を探そう」。

『それって!?実際どうなの課』(日テレ)「ワイルドスピード森川が“信じられないバランス技”に挑戦」。

『まんが未知』(テレ朝)にきつね。

空気階段の空気観察』(テレ朝)「BACK TO THE タワマン」×那須川天心・後編。

『ぺこぱポジティブNEWS』(テレ朝)「ぺこぱ松陰寺、母校に帰る」後編。

【関連】マヂカルラブリー、痛烈な批判に対しての本音


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。