『ラヴィット!』MC川島の代役にEXIT。兼近「今日は丑三つ時のバラエティ」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

『ラヴィット!』

司会の川島が新型コロナウイルス感染のため、期せずして『笑っていいとも!』でタモリが休みのときのようになっている2月の『ラヴィット!』。これまで火曜がアインシュタイン河井、水曜がアンタッチャブル柴田、木曜がニューヨーク屋敷が務め、思っていた以上にMCによって番組のカラーが変わるのと川島の偉大さを実感した。

この日の代理MCはEXITのふたり。それを紹介しているところに「ええやん、ええやん!」の声。もちろん声の主はハリウッドザコシショウ。今週は奇しくも川島が誕生日を迎える週ということで、スタジオ初出演者が登場する「初登場ウィーク」。中でも、もっとも朝の生放送に似つかわしくない初登場ゲストがザコシショウ。しかもレギュラーのくっきー!もいるため「今日は丑三つ時のバラエティ」と兼近。

ちなみに前番組『THE TIME,』のエンディングで『ラヴィット!』と中継をつなぐが、川島不在の際はその役をラッピーが務めていた。香川照之もそのつもりで振ると、あらわれたのはザコシショウ。短い時間の中で「ちょっとモノマネやりますか?」と誇張モノマネをしようとするも香川に「大丈夫です」と制されてしまったのが可笑しかった。

オープニングは、「ぷよぷよの日」ということでザコシショウとくっきー!が『ぷよぷよ』で対戦。キャラ選びからふざけ合ってなかなか進まない。しかも、ボタンを押し間違えたのかオープニング画面に戻ってしまう。コントローラーの選択を改めてやったため、ワイプが逆になってしまう珍現象。ザコシショウが最後粘るも惨敗すると、くっきー!が「こいつ弱っ!」と罵る。するとタイガーステップを始めるザコシ。それにくっきーも応戦するとりんたろー。「朝から『(さんまのお笑い)向上委員会』やるな!」兼近「川島さん、戻ってきてくださいー!」 。

さらに「ゲーム」がテーマのオープニングトークで「ファミコンモノマネ」を連発するザコシショウ。しかも、実際のプレイ映像付き。たける「配信ライブじゃないんだぞ!」。

オープニングで実に26分。その後もくっきー!、ザコシショウを中心にふざけまくって楽しかった。

『くりぃむナンタラ』

打ち合わせでスタッフに対していくつかの失礼な言動をする先輩に、後輩が注意できるかを検証する「裸の王様度チェック」。

まず先輩の見取り図・盛山と後輩の男性ブランコ・平井。盛山が「ヤラセを要求」したことには、かろうじて異議を唱えたが、「打ち合わせ資料で紙飛行機を作る」「説明を聞いて全然おもしろくないとつぶやく」といった行為には注意できず。

つづいて先輩の天竺鼠・瀬下と後輩のネルソンズ・和田まんじゅう。「不倫相手と電話」する瀬下をスルーしてしまうも、「ギャグに笑わないディレクターにキレる」瀬下には、「どうしたんですか?」「瀬下さんやめたほうがいいです」「忙しくなってきて、わかりますけど」と真剣に注意。瀬下がディレクターの最高月収をしつこく聞き、スタッフから「30万」と聞いて「少なっ!」とリアクションすると、和田は「ひどっ!」と言い、「マジでやめたほうがいいです」と諭す。退出する際も、スタッフに「すみません」と謝る和田。ネタバラシのあと、いつもと違う先輩の言動をしっかり注意する先輩思いの和田に対し、「泣きそうになった」と瀬下。「不倫相手との電話」になぜ注意しなかったのかと聞かれると、和田「あれはいつも(笑)」。

最後は、いつものように上田。検証する後輩は「2~3回しか会ったことない」シソンヌ長谷川。「ディレクターの財布から中身を盗む」というミッションに、「俺だけ犯罪なんだよ!」とボヤきつつも、始まってみれば「上田劇場」に。一時退出したスタッフの財布の中身を当たり前のように「11万も入ってる」とチェックし、何食わぬ顔で外の様子をチェック。誰も来なそうなのを確認すると9万円を抜き取る。それに思わず「せめて1万くらいに」と言う長谷川。戻ってきたスタッフが中身を確認し「誰か財布さわりました?」と問うと、長谷川は「いや……」と答えてしまい「共犯成立」。嫌がるわりにはイキイキと悪役を演じる上田がおもしろかった。

明日観たい番組:ガキ使で今年も「山-1GP」

『じゅん散歩 祝75歳DX』(テレ朝)大竹まこと、柄本明。

『くりぃむナンタラ』(テレ朝)「クイズそっくりフェイス!」。

『テレビ千鳥』(テレ朝)「これで熱燗飲んだら旨いんじゃ!!」。

『有吉ぃぃeeeee!』(テレ東)「Among Us」おぎやはぎ矢作、錦鯉、オードリー春日、影山優佳。

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日テレ)「山-1GP」。

『おかべろ』(フジ)ハライチ。

『ボクらの時代』(フジ)小日向文世×角野卓造×松重豊。

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