M-1おじさん・スーパーマラドーナ武智のお笑い愛「成功はみんなで作る」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『アウト×デラックス』

「出場資格がないのに『M-1』に取り憑かれたM-1おじさん」「Mおじ」ことスーパーマラドーナ武智が登場。『M-1』のことを考え過ぎて、日常の公衆トイレのマークやM字型の髪の人などを見て「『M-1』やん」と思ってしまうほど。

パネラー的ゲストには2018年に3連単を当てたDJ KOOも。「僕ら出てましたけど僕らには入れなかった?」と武智に聞かれ、「当てに行きましたから」と事実だろうけどそれだけにキツいひと言。2021年もファイナルステージ3組も的中させたというKOOに矢部「こっちがM-1おじさんやん!」。

「特定の誰かを応援しているわけじゃない。『M-1』を応援してるので」という武智に「理解し難い『M-1』愛」とナレーションがついたが、これはけっこうお笑いファンの共通した思いではないか。

敗者復活戦も芸人でありながら投票したという武智。ヨネダ2000、マユリカ、男性ブランコというガチな人選。「仲いいとかそんな忖度入れたら逆にバカにしてる」と。

決勝の日は出場者のようにゲンを担ぎカツを食べる。「『M-1』の盛り上がり、成功はみんなで作る」のだと。こうした『M-1』愛は「こんだけ熱量あんのに優勝できなかった後悔の念とこんなに大好きな『M-1』に迷惑をかけてしまった申し訳なさ」からくるのではないかと自己分析。

出られないのに『M-1』用にネタを仕上げる武智。ファイナリストたちと同じ舞台に上がるとそれで競い合って「俺のほうが『M-1』やで」と誇っているそう。そして「ついにネタができました」と漫才を披露。確かに「『M-1』のネタ」だった。番組冒頭「まさかこんなかたちで出てくるとは」と同期の山里が言っていたけど、まさに。

『かまいガチ』

「ガチ実家王」の後編。「息子をホメてあげたい物」として屋敷の母が送ってきたものは「青雲之志 裕政」という刺繍。

高校の体育祭で応援団になったとき、背中につけていたもの。実はそれは彼女の手縫い。テスト期間のとき「メールは禁止や。俺と付き合って○○ちゃんの成績が下がったら嫌やから」などと言っていたのを聞いてうれしかったと母。その彼女とは現在同棲しているという。

春日の母が送ってきたのは「ナイスミドル」時代のネタ帳。自分用の一発ギャグを考えていたよう。表紙に「単独」と書かれ、中には指を立てた絵と共に「トゥス」の文字が。「トゥース」の原型!

中岡はかつて芸人になると父親に伝えた際、「中岡を名乗るな」と勘当されたという。だが、しばらくして父親の心境に変化が。

そのきっかけは小学校の卒業アルバム。あるとき、そこに「芸人になりたい」と書いてあるのをあとから読んで「ずっとなりたいと思ってたんだ」と気づき、息子も初志貫徹しているんだと自分の言動を反省したと。

「中岡創一という名前をテレビの人たちにも知っていただいた。これは自分の努力やと思います。それは褒めてあげたい」と中岡の父。そんな言葉を聞いて号泣したのはなぜか津田。

予告でその場面が流されていたから当然、自分の親からの何かで泣いているのかと思ったら他人の親の言葉で泣いていた。「うらやましいと思って」と津田。

「母にアイドルになるの反対された」という佐々木久美ももらい泣き。が、加藤史帆はキョトンとしている。濱家「お前、寝てたやろ!(笑)」。


明日観たい番組:『千鳥かまいたちアワー』に本田翼など

『出川家のプチ移住』(日テレ)出川哲朗、飯尾和樹、丸山桂里奈、みやぞん。

『カレン食堂』(テレ朝)長嶋一茂、市川猿之助、梅沢富美男、白石麻衣、SixTONES髙地優吾&田中樹、ジャニーズWEST重岡大毅&小瀧望、錦鯉、見取り図、ホラン千秋、森泉。

『さんまのお笑い向上委員会』(フジ)「パーフェクト独身今田徹底分析」「怪人ナダル限界突破」。

『千鳥かまいたちアワー』(日テレ)に、本田翼。

『ゴッドタン』(テレ東)「オオギリッシュNIGHT」。

『霜降りバラエティX』(テレ朝)「焼肉屋ナオトのニッポン焼肉屋計画」。

『ストーリーズ』(NHK)「ノーナレ・変かんふうふ」。

成田凌・主演『逃亡医F』(日テレ)。

【関連】かまいたち山内が思わず泣き崩れ、人間味がむき出しになった『かまいガチ』

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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