BE:FIRSTが語る「Kick Start」と『THE FIRST FINAL』への想い【『BE:FIRST Gifted Days』レポート#3】

『BE:FIRST Gifted Days』レポート#3

文=坂井彩花 編集=森田真規


SKY-HI(スカイハイ)が率いる会社「BMSG」が仕かけたオーディション『THE FIRST』。そのオーディションによって誕生した7人組ボーイズグループ「BE:FIRST(ビーファースト)」のデビュー後の日々を追いかける番組『BE:FIRST Gifted Days Road to THE FIRST FINAL』。

第3回では、『THE FIRST』の課題曲をマッシュアップしたBE:FIRSTの楽曲「Kick Start」の制作風景や、『THE FIRST FINAL』(2022年1月29日・30日、ぴあアリーナMM)開催についての想いを語るBE:FIRSTの様子が届けられた。

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「Kick Start」レコーディング初日に密着

「Kick Start」レコーディングのため、『THE FIRST』のトレーナーを務めていたMatt CabとMATZが待つスタジオを訪れたBE:FIRSTの7人。クリエイティブ審査と同じトラックを用いて、まったく新しい楽曲を誕生させることに。プロデューサーのMATZから「あの時からこれだけレベルアップした、とリスナーに聴かせてあげられるようにしていきましょう」と、声をかけられたメンバーたち。

そして7人は5分間ずつブースに入り、ウォーミングアップがてら軽く案出しをすることに。ここで先陣を切ったのは、オーディション合宿のTeam Aのときと同様にLEOだった。「前のメロディわからなくなっちゃう」と困ったように笑いながらも、堂々と新たな旋律を響かせた。

つづいてブースに入ったMANATOは、「胸がドキドキだ」と緊張した様子。それでも、さすがSKY-HIに「すべてが“音楽”で構築されている」と言わしめた人物。ひとたび始まってしまえば、身体から湧き出るメロディを伸びやかに乗せていく。

そして、RYOKIが「アンパンマンのマーチしか出てこない」とこぼせば、SOTAも「これ全然出ないわ……」と頭を悩ませる。JUNONも「やばい、緊張してきた」とはにかんだが、マイクの前に立つと落ち着いて音を紡いでいるように見えた。

ここでMattから「宇宙語で歌うのもありだと思うけど、そればっかりになると歌詞を考えるときにマッチしない。よくあるのはメロディは素晴らしいけど、歌詞になるとプラスにならない。マイナスになってしまう。ところどころワードも入れたら、それがヒントになりそうですね」と、提案が入った。

アドバイスを受け、RYUHEIがチャレンジ。ブースから出てきたときの彼は「むずい、むずい」と呟きながら、楽しさと難しさの間に揺れているようだった。SHUNTOが余裕しゃくしゃくに自身のテイクを録り終えれば、RYOKIは「しまじろう」のワードを交えて個性の光るフレーズを捻出。MattとMATZが全部の歌唱を巻き取りまとめるかたちで、BE:FIRSTの面々はいったん休憩に入った。

ひとまず曲ができ上がり、SKY-HIも交えて視聴が行われた。切って貼って作ったとは思えない出来に、メンバーもSKY-HIも興奮気味。Mattからは、「MANATOのベースがよかったね」という感想も漏れていた。

「もし一発目と思う人がいたら、頭でラップを入れてもらって……」とふわっとした指示が入ると、「行っちゃおうか、SOTA」とSKY-HIがすかさず指名。SOTAは緊張した面持ちでバースを蹴り、「最初だからムズいな……」と頭を悩ませる。その後もMattの作ったデモをもとに、続々とブースへ入っていくメンバーたち。ひとまず全員がサビの歌詞を書いてみるということで、この日のレコーディングは締め括られた。

BE:FIRSTが語る「Kick Start」に込めた想い


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坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..