合格発表で“覚悟”を誓ったBE:FIRST、RYOKIが語るオーディション中に感じていたこと【『あの日のTHE FIRST』レポート#8】

文=坂井彩花 編集=森田真規


SKY-HI(スカイハイ)が率いる会社「BMSG」が仕かけたオーディション『THE FIRST』。その模様を7人組ボーイズグループ「BE:FIRST(ビーファースト)」と、『THE FIRST』に参加していたBMSGの練習生や所属アーティストのコメントを交えながら振り返る番組『あの日のTHE FIRST』

第8回でフィーチャーされたのは、SKY-HIから「グループにいてほしいと思う破壊力を持っている」と称されたRYOKI(リョウキ)。ハッキリした物言いから誤解されることもあった彼は、どのような心境でオーディションに臨み、その最中に何を考えていたのか──。

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長所と短所を秘めた“クセ”と向き合う日々

1次審査の書類選考をくぐり抜けた231人を対象に、日本全国で行われた『THE FIRST』2次審査。ここでRYOKIはDa-iCE「CITRUS」を気持ちを前面に出して歌い上げ、SKY-HIから「“世界のトップ”という大きな目標はハッタリに聞こえなかった」と評された。

──SKY-HIさんとの初対面したときは、どのような気持ちでしたか?

RYOKI 「オーディションがんばるぞ!」って気持ちが強かったから、SKY-HIさんにお会いして浮かれたりはしなかったかな。僕の中では、しっかりと見てくださるひとりの審査員という印象でした。

30人中4位で2次審査を通過したRYOKIは、3次歌唱審査でDISH//「猫」を披露した。SKY-HIからは「引き出しを使い分けてフルコースに魅せてほしい」とリクエストが入る。グループ審査では、SKY-HIの楽曲「Sexual Healing」に挑戦。“怪獣大戦争”と呼ばれたメンバーの中でも強い個性を発揮し、SKY-HIから「“自分を見せてやろう”という気持ちが勝ってしまう」と協調性の乏しさを指摘されたものの、一方では「パフォーマンスから強い気合いを感じた」と称賛も得た。

──3次審査はいかがでしたか?

RYOKI あまり緊張しないタイプなんですけど、3次審査のときだけは唯一緊張していましたね。それでも、Huluの配信を観たらほかの参加者がガシガシ練習しているなかで、僕だけスンッて落ち着いていたんですけど(笑)。

グループ審査を通して気づいたのは、意外と自分は年齢を気にしないタイプなんだなっていうこと。今までの環境より年下の子がけっこう多かったけど、同じ距離感や目線でしゃべることができた。偏見を持たず、ちゃんとしゃべって共有できるポジションだった気がします。

──順位発表時の評価を聞いて、どのように感じましたか?

RYOKI パフォーマンスが終わったあと、いいところも課題となるところも両方言っていただいたので、結果がどうなるかわかりませんでした。そもそも「呼ばれるのか」という不安もありましたし……。10位で呼んでいただいたときは、「がんばれ」と言われているようでしたね。

ほかのメンバーより明確な課題を教えていただいたので、合宿までにいろいろ考えてみようという気持ちでした。SKY-HIさんから指摘をいただいたことを「受け入れて直さなきゃ」と思いつつも、それが自分の強みと表裏一体なのはわかっていたんです。だから全部を否定するのはよくないし、SKY-HIさんからいただいた「音楽から生まれる直接的な表現」を学ぶ必要があった。自分の得意なことを活かして、成長できていったらいいなって。

“宝物”になったクリエイティブ審査


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坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..

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