千鳥・大悟『東京ってすごい』を称賛。「東京が俺らを変えさせてる」上京を振り返る(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『クセがスゴいネタGP』

「初めて観たとき、腹抱えて笑った。ほんで泣いたな」という大悟の直々のオファーで、とにかく明るい安村が『有吉の壁』でも絶賛された『東京ってすごい』をバンドを従えて披露。

「これぞロックやろ」と称賛する大悟は「ホントに東京ってすごいのよ」と語る。ゲストの井森美幸も「出てきてみてわかるよね。知らない間に自分が変わってっちゃうもんね」と同意すると、大悟は「それに気づかないんですよ、変わったってことにね」とつづける。

「自分が変わったんかなって思ったら、そうじゃないんですね。東京がすごいんですね。東京が変えさせてるんだ、俺らを」とノブ。大悟「変わったことが悪いことでもないのよ。だから『東京は悪い』じゃなくて、『東京はすごい』のよ」。

そして自分たちの衣装を指して「田舎から出て電車に乗ったときに、わしもこんな格好してるって思わんかった」と自嘲する大悟。彼らが今回着ているのは井森のデビュー当時の衣装。ノブは伝説のオーディションのときのレオタード。

だが、もうひとりのゲスト・藤原大祐は、あの「井森ダンス」を知らないそう。そういう人のために「改めて用意しました」とVTRを振ろうとすると「え、え? ちょっと待って! 会社がいいって言った? 会社が今は寝かせようって言って寝かせてる」と慌てる井森。

彼女が言うように約7年間、あのVTRは“封印”されている。だから現在17歳の藤原が知らないのも無理はない。

結局、VTRが始まると、井森の格好をして踊っているのは島田珠代。「50女の成れの果て」と。こういう本人がいる場でもVTRを流すのを許可していないというのは、ホリプロ徹底しているなあと思う。大悟「うちの事務所のOKが出たみたい(笑)」。

『あちこちオードリー』

放送100回記念のゲストはナインティナイン矢部浩之。

オードリー、特に春日は『ナインティナインのANN』ヘビーリスナー。高校時代は春日が「録音してくる係」で、部室で聴いていたという。だから「リスナーのオフ会」のように話を聞くふたりの緊張感を孕んだ胸いっぱいな表情が印象的だった。

彼らが初めてテレビで漫才を披露したのは2008年元日の『おもしろ荘』。そこで「オードリー、やったね」と矢部に言われ自信がついたという、オードリーファンにはおなじみのエピソードに、矢部「これ(=春日)見て思った。これはもうテレビやと。テレビという中では、これはもう売れたと」。

デビュー当時、影響されやすい岡村におもしろいと思ったキャラが入ってしまい、宮迫と原西のコピーのようになっていた時期があったそう。

それで2丁目劇場で「パクリ」と言われ「早い段階で一回心折れてる。世間的には2010年やけど」と矢部。このときに一度「辞めよう」と解散話が出たという有名な話につながるのだと。

先輩たちの「かわいがり」で「強なっていった」という矢部。「本番も本番外も(先輩に)しゃべってもらえないのは当然」で、その扱いに「相当食らった」と振り返る。

そんななかでのダウンタウンによる「チンカス事件」や「パネル叩き折り事件」。「当時ダウンタウンのおふたりはとにかく俺らに当たり強かった。事実」と言いながらも「『怖い』はなかった」と語る。

なぜなら「裏でやられたことじゃないから。本番中にやられてることやから。ダウンタウンさんのキャラ、強気でゲストイジって頭叩いて、それで来はったおふたりやから、それのひとつやん、いうなれば」と。

当時はダウンタウン全盛期。お笑い観も松本的なものが正しいという風潮だった。「当時、ダウンタウンの笑い以外誰も認めない時代やん。芸人もスタッフも世間も。そのあとに出てきたナインティナイン。無理やって! しかも真逆の。ボケがとにかく動いて、明るい笑い。だから時間がかかった。でも結果よかったかなって思う」。

その後も片岡飛鳥とのこと、岡村の病気休養のこと、矢部がラジオを一度辞めてから“事件”があり復活する流れなど、赤裸々に語っていく。矢部「だからやっぱり、なんかアクション起こして動くコンビやなと思って」。

さまざまな事柄についての答え合わせのような対話だった。


明日観たい番組:『ウッチャン式』散歩番組×正義のツッコミ、『シンパイ賞!!』最終回ほか

『ウッチャン式』(TBS)「散歩番組×正義のツッコミ」にウエストランド井口、ブラマヨ小杉、スピードワゴン小沢。

『週刊さんまとマツコ』(TBS)にMISIA。

『シンパイ賞!!』(テレ朝)最終回「芸人大集合SP」。

『テレビ千鳥』(テレ朝)「カレー粉かけたら何でも旨いんじゃ!!」。

『有吉ぃぃeeeee!』(テレ東)「キングオブ桃鉄王決定戦」に井森美幸、春日俊彰。

『ガキの使いやあらへんで!』(日テレ)「ハリウッドザコシショウコンテスト」。

『関ジャム』(テレ朝)「Creepy Nutsって音楽的に何がスゴいの?」

『ボクらの時代』(フジ)長澤まさみ×木村佳乃×麻生久美子~後編~。

『おしゃれイズム』(日テレ)にパンサー。

『おかべろ』(フジ)にアンミカ。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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