ベッキー「バラエティ卒業しようかと思った」オードリー若林への信頼も語る(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『あちこちオードリー』

ゲストはベッキーと朝日奈央。

「去年、バラエティを卒業しようかな」と思っていたと告白するベッキー。「いい感じでバトルになると思ってたことがならなかったり、ツッコんだつもりだったけどただのうるさいおばさんに映ってたり」といった経験をし、「もう時代に合ってない」と感じたそう。

同じようなことを若槻千夏が言っていたと春日が言うと「そんな私を救ってくれたのが若槻千夏ちゃん」と明かす。同じころにバラエティの女王として活躍をしていたふたりだが、キャラ被りの面もあり共演はあまりなかった。

そんなふたりが15年ぶりにラジオで共演。その後「ラジオでも話せないことをトークしない?」と若槻に誘われ、話し合ったそう。春日はそれを「首脳会談」と表現。その会談でベッキーは若槻から強く慰留され、バラエティの世界に残ることにしたそう。

ベッキーは2児の母。「どういう一日なの?」と聞かれ「それよく聞かれるけどわかんない。決まった一日がない」と答えるベッキー。子育ては常に予想外のことが起こるのだと。

「芸能界はいいよ、香盤表があるんだもん」と言うベッキー。若林「子育てに香盤表はない?」、ベッキー「ねえ、ねえ!」。

新米コメンテーターとしての悩みを吐露する朝日を受けて、『あいのり』で若林と共演した際、過激なVTRが流れたあとに「若さんどうですか?」って振ったら「うーん、ちょっと言いたくない」と若林が答え、「信頼できる」と思ったというエピソードを披露するベッキー。

それを聞いて思い出したのは8月12日の『ナインティナインのオールナイトニッポン』で語られた、岡村がフワちゃんと共演し、VTR後のコメントを振った際、「あたし、ここじゃない。ここのコメントはやめとくわ」と言われ「時代が変わった」と思ったという話。

全部が全部それではダメだと思うけど、ちゃんと自分の言葉を持った人のコメント拒否はそれ自体がメッセージにもなっているし、とてもいいと思う。けれど若林「ちゃんとあれ以降呼ばれないもんね(笑)」。

『キョコロヒー』

バラバラフェスの日、ふたりに「ダンスde伝言ゲーム」へ参加してもらうロケをする予定だったが、齊藤京子が欠席になってしまったためヒコロヒーひとりで行うことに。そのVTRを流す。

3人のダンサーが同じテーマを各々のダンスで表現し、ヒコロヒーがそれが何かを解答するというもの。タバコや麻雀のジェスチャーから自分を表していることはわかったが、それ以外がまったくわからず「ヒコロヒーにワコールからプレゼントがある」と解答。

一方、VTRを観た京子は自分を表すものを察知し『キョコロヒー』や「深夜3時」というキーワードを導き出す。正解は「キョコロヒーはバラバラ大作戦から時間帯が上がります」。

こういうかたちで10月から水曜深夜0時15分への昇格を発表。それに涙をにじませ喜ぶヒコロヒー。京子も「めっちゃうれしい!」と歓喜するが、こちらはいつものように涙はなし。時間差で伝えられたためまわりのスタッフの反応もなく「涙引いちゃうな(笑)」と。

これで『あちこちオードリー』からすぐ『キョコロヒー』が始まることに。もともと『有吉の壁』から強力なバラエティがつづく水曜日がさらに強固なものに。時間が上がっても、ふたりのこのチグハグなかけ合いをそのまま見せてほしい。

今回は「ふたりの感情をのぞく新企画」として「今週腹が立ったこと」をお互いがノートにメモ。

京子の腹が立ったことは「黄ばんでいる靴が届いた」「さすがに小さすぎるTシャツが届いた」「おいでやす小田さんの声」「5つ入ってる地球グミを買ったはずが4つ入りだった」「大喜利が嫌でラジオで2回も泣いた自分」「サンダルの形変わった」「容量パンクした」「愛車について」。

靴とかTシャツとか地球グミとか京子らしい愚痴が並ぶ中、「容量パンクした」という心配になる記述も。「愛車」はセグウェイ的なやつのことかな?

ヒコロヒーは「愛されなあかん理論もうええねん」「行儀の良さでお金もろてへん」「昔の人からの連絡 10年音沙汰なかったのになんやねん」「帽子とられた」「女のいじわるに弱すぎる いじわるレシーブ選手権優勝できるようになりたい」といずれもそのままエッセイになりそうな記述。

その中で「昔の人からの連絡」が気になると京子。昔の知り合いから「よくテレビ出てるなwww」といったLINEが来て無視していたら「せっかく応援してるのに無視されたら気悪いわ」などという「追いLINE」が来たと。それを見てヒコロヒーは「ほらな」「そういう奴やからやな」と思ったという話。

京子はLINEを3年前くらいに1回消しているので、昔の友達がLINEにひとりもいないという。「LINE消すのけっこうおすすめですよ」と冷たいトーンで言う京子。その京子の言葉に静かに微笑むヒコロヒー。


明日観たい番組:『LIFE!秋』人生の“可笑しさ”や“哀しさ”を、さまざまなオムニバスコントで綴る

『かりそめ天国』(テレ朝)。

『LIFE!秋』(NHK)に杉咲花、風間俊介、和牛・川西、シソンヌじろう、池谷のぶえ、田中直樹。

『脱力タイムズ』(フジ)に四千頭身・後藤、DAIGO。

『タモリ倶楽部』(テレ朝)「空耳アワー’21サマーコレクション」。

『ジロジロ有吉』(TBS)「地図にない未開の温泉“野湯”を探せ×ヒコロヒー」。

『ドキュメント72時間』(NHK)「真夏の東京 幻のマラソンコース」。

『金スマ』(TBS)に佐藤健。

『A-Studio+』(TBS)に眞栄田郷敦。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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