合宿を終えてボーイズに感謝を伝えるSKY-HI「お互いに最高の人生を送りましょう」【『THE FIRST -BMSG Audition 2021-』レポート#18.5】

文=坂井彩花 編集=森田真規


SKY-HI(スカイハイ)が率いる会社「BMSG」が仕かけるオーディション『THE FIRST』。その模様を追いかける番組『THE FIRST -BMSG Audition 2021-』の第18回では、最終審査の内容が判明し、そこに向けて邁進するボーイズの様子が放送&配信された。

そして本稿では、Huluで配信されている同番組#18の中から、前回のレポートで盛り込めなかったチーム「One」の練習風景や、ボーイズとSKY-HIがお互いに感謝の気持ちを伝え合うシーンをお届けする。

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自主性に委ねられた「クリエイティブ審査NEO」

急遽、最終審査に取り入れられることになった「クリエイティブ審査NEO」。先の合宿で挑戦した“クリエイティブ審査”とは異なり、トラックやメンバーすら決まっていない課題となる。

クリエイティブ審査NEOのチーム分けをするため、ボーイズは食堂に集合。円形に並んだイスに腰をかけると、各々の思いや考えを語り合った。

だんだんと構想がまとまっていくなか、1組目に決まったのはショウタ・ソウタ・マナトだった。きっかけとなったのは、「もともと自分が聴いていた音楽や好きなフィーリングを活かしたい」というマナトの意見。「新感覚であり、みんなが乗れるような作品にしたい」と目を輝かせた。

次に話がまとまったのは、シュントとリュウヘイである。シュントが「自分の直感的には、ずっとリュウヘイがいいなって思っていた」と告げると、「僕は作る側としてもみんなに勝てるように努力したいし、観る側としてボーイズの化学反応を楽しみたい気持ちもある。だからこそ、シュントと一緒にやりたい」と答えるリュウヘイ。年少コンビが誕生した。

そんなリュウヘイが興奮気味に「僕の推しなんです!」と熱弁を振るったのが、ランとレイのコンビだ。ランが「レイちゃんとふたりでもいいのかなと思って」と話すと、レイも「リュウヘイが言ってくれた、俺にないものをランちゃんが補ってくれて、助け合って、支え合ってるって、確かにと思った」と腑に落ちた様子。3次審査「Beautiful Now」から一緒に手を取り合ってきた彼らが、ついにふたりだけでパフォーマンスを作り上げることに。

そして、4組目に決まったのが、リョウキ・レオ・ジュノンだ。各々が吸収したい、表現したいと思うことが合致し、win-winな関係でグループが成立。比較的年上が集まったグループということもあり、経験値を活かした表現に期待が高まる。クリエイティブ審査NEOは、この4組で進んでいくことになった。

「ステージが見えた」と高評価を受けたチーム「One」

クリエイティブ審査NEOが始まる一方で、プレデビュー曲「Shining One」の練習もつづいていく。チーム「One」同様に、チーム「Shining」のメンバーもハイレベルな課題と真摯に向き合っていた。

チームShiningが厳しい評価を受けた歌唱チェックで、チームOneは「観ていて気持ちよかったし、うしろにステージが見えました」と高評価を与えるSKY-HI。中でもリョウキとシュントには「すごいね」と、パフォーマンスに対する意識の高さを評価していた。

その上で、個々に最終審査で超えてほしいという課題が出される。リョウキには“パフォーマンスにメリハリを生む繊細さ”、シュントには“相手を楽しませるというサービス精神”、レイには“プロとしてステージに臨む意識・覚悟”、ランには“魅せる表情の研究”。一人ひとりの現在地点を確認して、適格なアドバイスがされていった。

レオに至っては「今は構築中って感じなんだろうな」と、転換期を迎えている彼自身を鋭く指摘。さらに「できることをできる状態でやっているので、どんなに一生懸命やっても“なんとなくやっている”ように見えてしまう」と伝えていた。

“構築中”と評されていたレオであったが、りょんりょん先生こと佐藤涼子を迎えたボーカルトレーニングでは褒められる一幕も。SKY-HIも「歌うまい!」とシンプルな賛美が飛び、思わず泣いてしまいそうになるレオだった。そんな彼をSKY-HIは、「がむしゃらな努力が、わかりやすく実を結ぶタイミングに入ってきてる」と評価した。

歌い方に大きな変化が表れたチームOneのメンバーがもうひとりいた。りょんりょん先生を「ピッチが当たる子になっている!」と驚かせたランだ。「りょんりょん先生に『ポップ(ダンス)をやめなさい』って言われてからすごく気にしていて、肩や胸回りの筋肉をほぐしたりした」と告白。個々の重ねてきた努力が、少しずつ花開いてきていた。

s**t kingzのNOPPOが振り付けたハイレベルなダンスに人一倍苦戦していたのが、レイだ。このオーディションが始まるまでダンス未経験だったことを考えると、レイのダンスはじゅうぶん過ぎるほど上達していた。しかし、プロとしての活躍が求められる局面において、さらなるレベルアップが求められている。諦めず練習をつづけるレイにリョウキがアドバイスを送るなど、チームOneの一体感はより強固なものになっていった。

『THE FIRST』の成功の証は、ボーイズの成長


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坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..

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