ラフレクラン改め「コットン」西村が『しくじり先生』で無双状態に「お笑い以外にも全才能が集合しちゃってる」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

【関連】『しくじり先生』でアルピーがかつてない頼もしさを発揮


『しくじり先生』

「お笑い研究部」として「『ラフレクランがイマイチはねない』を考える」。小菅マネージャーが『99人の壁』につづき登場し、デビューして3年で∞ホールのトップに立ち、NHK新人お笑い大賞受賞、ABCお笑いグランプリ3年連続決勝進出と華々しい経歴を持っているにもかかわらず、テレビで売れない最大の理由は西村にあるのではないかと語る。西村は「キャラの強いきょんから売れて自分がついていく」というプランを持っているようだが、ニューヨークのYouTubeで公開されたドキュメンタリー『ザ・エレクトリカルパレーズ』をきっかけに西村がイジられ始めるも、イジられ慣れてなくてどう出ていけばいいかわからない、と。

そんな西村自身は、「自分のことをまったく変だと思ってない」という。水泳ジュニアオリンピック選手、高校時代野球部のエース、ミスター慶應グランプリ、広島ホームテレビのアナウンサー、カトパンと同期など華麗な経歴を持ち、ミス慶應と付き合っていたように「エグいほどモテました」「全学年の真ん中にいた」と。

そんな「ザ・主人公」の西村に対し、「お笑いなんて窓際の逆襲なんだから!」とノブコブ吉村。それを意に介さず「若林さんも学生時代暗かった?」と尋ね「全然しゃべんない」と答えると、「僕が(クラスに)いたら絶対しゃべれてました!」と自信満々に言う西村。若林「お前がいなくてよかったよ! これは大きな誤解で、こっちは好きでしゃべってないの。お前みたいなヤツは『みんながしゃべりたい』と思ってんだろ? みんなが西村だと思うなよ!(笑)」。

先輩の相席スタート山添はVTRで西村について「『人生は自分が主役』って言葉がありますけど、『他人の人生も自分が主役』だと思っている」と表現していたが、まさに言い得て妙。

「僕みたいな人に出会ったことがない」「お笑い以外にも全才能が集合しちゃってる」「これまでこれをやると決めて信念持って曲げずに努力して失敗したことがない。全部達成してきた」とまっすぐ語る。にもかかわらずお笑いでは苦戦している理由を「ハンデを背負っている。お笑いではイケメンはマジで苦労するんですよ」と分析。若林が「自分のことだよね?」と聞くと、絶妙な間と口ぶりと表情で「ですけど」と西村。ひと言ひと言が全部爆笑につながる無双状態になってた。『エレパレ』のある意味での答え合わせであり、“第2章”という感じで最高におもしろかった。

コンビ名が覚えられにくい(「ラフレクラン」は個人的にかなりいい名前だと思うけど)ということで、西村を表す「ゴッド」から新コンビ名は「コットン」に。

『激レアさん』

「20歳下のメンバーとバンドを組んでずっと同年代と思われていたが、還暦をきっかけにみんなにカミングアウトしてめちゃくちゃビックリされた人」として打首獄門同好会のjunko。メンバーも歳の差に気づかなかったのは「ジェネレーション以外のギャップが多過ぎて、ジェネレーションギャップがそれに隠されてる」と大澤会長も語るその強烈な個性ゆえ。

話を聞いていてすぐに「これはちょっと『さんま御殿』いくな。けっこう大変なことになる」と若林。それにしても50歳のときに打ち明けられて「還暦になったら公表しよう」と決めたのがスゴい。バンドの10年って相当長いのでは?と思うので。


『さんまのお笑い向上委員会』

錦鯉に対するクレームゲストに事務所の同期・バイきんぐが登場。小峠は渡辺に対し「様子見してんじゃねえよ!」とこちらもコットンと同様に、先にキャラが強いほうを売って自分がついていこうとする様子見問題。

「渡辺ってめちゃくちゃおもしろいんです。大喜利もトークもネタも、全部完璧に高いレベルでできるヤツなんです。コイツ(長谷川)は、ただのゴミカス(笑)」だとふたりの関係性を解説し、「たぶん、渡辺はとりあえず、まさのりにスポットを当てて、そのうち(まさのりのターンが)落ち着いたら俺がいこうかくらいに思ってる、と思うんです」と分析。

先に目立つほうが脚光を浴び、そのあとゆっくり「じゃないほう」が確かな地位を確立していったオードリーやフットボールアワーの例を挙げるも「それはあの方たちが若かったから」と小峠は注釈しつつ、「40超えたおっさんが様子見るな!」と一喝。小峠「悔しいんです。コイツのおもしろさが世間にバレてないのが!」。

明日観たい番組:『あちこちオードリー』にマヂラブ&シソンヌ

『有吉の壁』(日テレ)、「おもしろショッピングモールの人選手権」。

『水曜日のダウンタウン』(TBS)「アメとムチならムチの方が力出る説」第2弾、「昭和、今考えるとめちゃくちゃ説」、新脱出企画。

『あちこちオードリー』(テレ東)、マヂカルラブリー&シソンヌ。

『まんが未知』(テレ朝)、ラランド・ニシダ。

『キョコロヒー』(テレ朝)、ジョイマンダンス研究。

『徹子の部屋』(テレ朝)に戸田恵子。

石原さとみ×綾野剛『恋はDeepに』(日テレ)スタート。

この記事を気に入った方はサポートをお願いします。次回の記事作成に活用いたします。

この記事の画像(全1枚)


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ


  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

    #【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ) の記事一覧


てれびのスキマ

Written by

てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

QJWeb今月の執筆陣

酔いどれ燻し銀コラムが話題

お笑い芸人

薄幸(納言)

「金借り」哲学を説くピン芸人

お笑い芸人

岡野陽一

“ラジオ変態”の女子高生

タレント・女優

奥森皐月

ドイツ公共テレビプロデューサー

翻訳・通訳・よろず物書き業

マライ・メントライン

毎日更新「きのうのテレビ」

テレビっ子ライター

てれびのスキマ

7ORDER/FLATLAND

アーティスト・モデル

森⽥美勇⼈

ケモノバカ一代

ライター・書評家

豊崎由美

VTuber記事を連載中

道民ライター

たまごまご

ホフディランのボーカルであり、カレーマニア

ミュージシャン

小宮山雄飛

俳優の魅力に迫る「告白的男優論」

ライター、ノベライザー、映画批評家

相田冬二

お笑い・音楽・ドラマの「感想」連載

ブロガー

かんそう

若手コント職人

お笑い芸人

加賀 翔(かが屋)

『キングオブコント2021』ファイナリスト

お笑い芸人

林田洋平(ザ・マミィ)

2023年に解散予定

"楽器を持たないパンクバンド"

セントチヒロ・チッチ(BiSH)

ドラマやバラエティでも活躍する“げんじぶ”メンバー

ボーカルダンスグループ

長野凌大(原因は自分にある。)

「お笑いクイズランド」連載中

お笑い芸人

仲嶺 巧(三日月マンハッタン)

“永遠に中学生”エビ中メンバー

アイドル

中山莉子(私立恵比寿中学)
ふっとう茶☆そそぐ子ちゃん(ランジャタイ国崎和也)
竹中夏海
でか美ちゃん
藤津亮太