「涙のうまい棒サラミ味」「涙の菅内閣」…みやぞんが規格外の才能を発揮した『脱力タイムズ』の“音楽番組”(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2021年のテレビ鑑賞記録。


『脱力タイムズ』

報道番組から音楽番組にリニューアルするという設定で「泣ける名曲10選」を披露するという展開。だが、スタッフの手違いで6曲しか準備しておらず、残り4曲はみやぞんが即興で歌うことに。タイトルもアリタが曲を披露する直前に「涙のソーシャルディスタンス」とムチャ振り。

だが、みやぞんはそれに応え見事にいい曲を即興で作って歌う。「ちょっと、いい歌だったんじゃないですか? 降りてきたんですよねぇ」と自画自賛。さらに「涙のうまい棒サラミ味」という曲をムチャ振りされても、またもいい曲。「ダメだ、降りてくる」「僕、覚醒しまして。2個前ぐらいの歌詞がバンバン頭に出てくるんですよ。止めらんないんですよ!」と。

ピアノで弾いてくれと言われた「涙の菅内閣」でも覚醒はつづく。アリタは「どんなお題をやれば困っていただけるんでしょうか?」と困惑。「僕も含めた大人がですね、2日か3日ぐらいかけて会議をした企画なんですよ。こういうやり方をすれば、きっとみやぞんさんはお困りになられて、グダグダになって、汗バンバンかくんじゃないかと思ったんですよ」と内幕を明かし、「我々の会議もまだまだですね」と珍しい展開に。

何度となく想像を遥かに超える仕かけをしてきた番組の想定を遥かに超えるみやぞんの規格外の才能。スゴかった。

あと、出口先生の「香水」ダンスに爆笑。

『ネタパレ』

金属バット、吉住、ハナコ、キュウ、ランジャタイ、ぼる塾、Aマッソという凄まじくいいメンバー。ネタのタイトルがテロップで表示されるのだけど、ほかの芸人が「転校生」とか「結婚生活」とかシンプルなのに対して、ランジャタイだけは「高校最後のサッカーの試合、同点でPK戦へ。そのラストキッカーに選ばれた。決めたらヒーローだ」とやたら長くて笑ってしまう。あと、金属バットも「あけまして生命保険漫才です」という人を食ったようなタイトル。


『さまぁ~ず論』

「東京出身芸人は反骨精神が足りない?」という議題を持ってきた三四郎に対し、同じ東京出身でも金持ちの家の三四郎とは違うと主張するさまぁ~ず。「お坊ちゃんじゃないかって思わす何かがある。相田の根拠のない自信とか」と三村。

モテたくてお笑い芸人になったという小宮にも、自分たちはそうではないと語るさまぁ~ず。大竹が「お笑いって言わずに街出てたからね、お笑いって言っちゃうとモテないから」と言うように、当時はまだお笑い芸人はモテる職業ではなかったと。三村「お笑い(芸人)になる前からセックスしてたし!(笑)」。

今日観たい番組:『お笑い向上委員会』で「TKO木下vsM-1王者野田」

『勇者ああああ』(テレ東)は「イマイチ伸び悩む中堅芸人を救え!第8世代準レギュラーオーディション」。

『さんまのお笑い向上委員会』(フジ)は「TKO木下vsM-1王者野田」。

『ゴッドタン』(テレ東)は「照れカワジジイ更生プログラム」。

『伯山カレンの反省だ!!』(テレ朝)に脳科学者・中野信子。

『有吉反省会』(日テレ)に声優・森川智之。

『人生最高レストラン』(TBS)に柄本佑。

『ETV特集』(Eテレ)は「円空 仏像に封印された謎」。

生田斗真主演『書けないッ!?』(テレ朝)、山田裕貴主演『ここは今から倫理です。』(NHK)開始。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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