『脱力タイムズ』禁断の“あの事件”のパロディにケンコバ、全力投球のツッコミ(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


番組内で紆余曲折の末、ケンコバ「成仏できましたよ。あの件も」

『脱力タイムズ』

番組のエンディング、アシスタントの小澤アナが「手短に話すんで」と神妙な顔つき。「朝早く起きて夜早く寝る生活をしていて……」と話し出すと、身をくねらせて笑うケンコバ。もちろんケンコバが出演するラジオ番組で起きた“事件”のパロディ。ラジオのパロディをテレビでやるというのがまずすごい。「急に言ったらダメですよ!」「手短に言うことじゃないです、ホンマは!」とツッコむケンコバ。

「本番中に急に辞めたいとかいう人に対して、どう思いますか?」と問うアリタに「へ……?」と絶句してしまうケンコバ。人柄がにじみ出ている。「各々の関係者と話し合ってくださいよ!」「やれよ! 仕事は! 大人やろ!」「どうりで小澤アナの口数が異様に少ないなと思ってたんですよ。あの日もそうでしたよ」とギアを切り替えて笑いを取るケンコバだが、「本人に……今となっては力になってやれなかったこともなんか……。たまに考えたりしますよ。お酒飲みながら」と呟く。カットがかかりケンコバ「成仏できましたよ。あの件も」。

『ネタパレ』

レイザーラモンは『半沢直樹』パロディで番組が推す「大宮セブン」イジリ。渡真利や伊佐山はRGが各所でやっているけど、今回は半沢をHGが。よく研究しているのか表情がちゃんと半沢。VTR明けバカリズム「フジテレビはレイザーラモンさんに大きな借りがあるんですか? やりたい放題じゃないですか!」。

『タモリ倶楽部』

「異業種テイクアウトカレー」を特集。その合間のトークの中でタモリが「和食のカレーのレシピを完成させている」と明かし、新たな“タモリレシピ”「カレーごはん」を公開。「鶏ガラスープと和風だし、半々がベース」「豚肉と油揚げが入る」「スパイスはターメリックとクミンを使う」。すると「サラッとしたカレー茶漬け」ができるのだと。また、25、6歳のときに茶碗蒸しとの共通点を発見し、プリンにハマっていたことも話していた。

『イグナッツ!!』

EXITとCreepy Nutsによる新番組。「イグナッツ」のイントネーションをどうするかだけの話題でも、もう長い間仲がよかったかのような噛み合ったトーク。Creepy Nutsのふたりが「HIP HOPは鈴蘭男子高校」「般若は坊屋春道」と『クローズ』でたとえれば、EXITは「吉本は鳳仙学園」とたとえる。

今日観たい番組:『あざとくて何が悪いの?』『ノブナカなんなん?』など、新番組続々スタート。

『ネタジェネバトル2020秋の陣』(テレ朝)爆笑問題率いる結成11年以上の実力派芸人チームvs霜降り明星率いる結成10年以内の若手芸人チーム。

『あざとくて何が悪いの?』(テレ朝)スタート。ゲストは有吉弘行。

『ノブナカなんなん?』(テレ朝)も開始。

『勇者ああああ』(テレ東)はナイツによる「浅草陸上2020」。

『東京 BABY BOYS 9』(テレ朝)第2弾。

『さんまのお笑い向上委員会』(フジ)にコウテイ。

『マツコ会議』(日テレ)はインディーゲーム制作者。

『SWITCHインタビュー 達人達』(Eテレ)はアンミカ×マンボウやしろ。

『伯山カレンの反省だ!!』(テレ朝)は伯山×ハリウッドザコシショウ×金田朋子の鼎談企画。

『ゴッドタン』(テレ東)は「気づいちゃった発表会」第2弾。

『35歳の少女』(日テレ)スタート。遊川和彦脚本。



  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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