せいやラップに粗品とR-指定がタジタジ(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。

せいや「明日も明後日も来年も目輝かしてふたりで死んでいくんだよ!」

『霜降りミキXIT』

せいやが提唱した「第七世代」はもともと「お笑い」に限ったわけではなく、ミュージシャンや俳優なども含めて言っていた。その中にも入っていたCreepy Nutsがゲスト。

まずは、ラップにも定評があるせいやが、R-指定とフリースタイルバトル。当然、せいやのスキャンダルをイジっていくR-指定にせいやは「お前俺のスキャンダルイジってるんだろう? じゃあ俺のほうがよっぽどR-指定じゃねぇか!」と見事に返す。観客判定なら負けていただろうとR-指定。

相方を褒め合う「コンビ愛ラップバトル」では、せいやは粗品に激しいディス。「うまいだけにヒドい」とR-指定。最後のターンで、それまで褒めていた粗品がディスり始めると一転し、褒めに転じ、熱くなるせいや「たまにインタビューの記者が言う『霜降りさんはケンカしないんですか?』 するかボケ! だからふたりでここまで来たんじゃ! お前ら誰や! 『M-1でお前ら終わった M-1でそこが天井だ』 馬鹿野郎! 明日も明後日も来年も目輝かしてふたりで死んでいくんだよ!」そのわけのわからない展開に粗品「夢……?」。

『しくじり先生』

『しくじり先生』は伊集院光先生による「セガ」のアーケードゲームのしくじり。『R360』や『AS-1』、『犬のおさんぽ』など「業界初」「革命」にこだわり過ぎたゆえに生まれた怪作を紹介。当然「しくじり」と言いながらも、いずれも偉業なわけで、めちゃくちゃおもしろい。94年に、すでにVRを使った『VR-1』を開発。2016年が「VR元年」と呼ばれたことに対し、このゲームの製作者は「じゃあ、俺らは紀元前か?」。

『旅猿』

先週の『旅猿』。ゲストはこれが地上波復帰となるチュートリアル徳井。「久しぶりに芸人さんと絡みますけど、やっぱり芸人さん声デカいですね」と徳井。活動再開となった無観客配信の漫才について「今まで味わったことのない変な緊張」だったと振り返る。「あんまよけいなこと考えたらもう持ってかれるから、意識が。とにかくフルテンションで、マックスで集中して、もうガッてやるしかない。一世一代の勝負みたいなとこあった」と。

番組ではその後、怪談話を聞くために会議室へ行く予定が、会議室の扉が開かないため行けないというあり得ないトラブル。徳井「扉が開かないってロールプレイングゲーム以外であるんですか?(笑)」。

キュウ単独公演『ヒーローは遅れて飛んでくる』

本当に、本当に久々のお笑いライブ観劇で、やっぱりライブは楽しいなあと実感。

今日観たい番組:『ロンハー』で「一夜限りのコヨーテ復活」完結編

『ロンドンハーツ』(テレ朝)は「一夜限りのコヨーテ復活」完結編。

『チマタの噺』(テレ東)に東野幸治。

石橋、薪を焚べる』(フジ)に松本隆(後編)。

『志村友達』(フジ)に八代亜紀。

『テッパンいただきます』(フジ)にバカリズム、奈緒。

『あちこちオードリー』(テレ東)にロバート、渡辺直美。


  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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