「ポリ袋料理」をやめよう!その「めんどくさい」が海を汚染しているかもしれない

2021.3.28
宮本さやか

「ポリ袋料理」は時短の定番。混ぜる、漬ける、揉み込むなど、いろんな手順で活躍する。便利だけど、もしかして環境汚染の一因になってないか? レジ袋を削減しても、ポリ袋の消費が拡大していたら意味がない。コロナ禍で「おうち料理」が見直されている今だからこそ、イタリア在住のフードジャーナリスト・宮本さやかが心配しています。


環境問題や動物愛護に興味がないのはNGでカッコ悪い

イタリアのトリノに暮らす私には、20歳になる娘がいる。

「ママ、その玉ねぎが入っているネットはプラスチックでできていて、海に流れて行って魚たちの喉に引っかかるとオエーッと締まって死んじゃうから、切って捨ててね」
「そのちっちゃいラップの切れ端も、イルカのお腹に溜まっちゃうからよく考えてね」

といちいち厳しい。

特に彼女が環境問題にシビアに取り組んでいるわけではないのだが、私の住むイタリアでも、ヨーロッパのほかの国でも、若い子たちは今、環境問題や動物愛護に興味がないのはNGでカッコ悪いこと、ぐらいの勢いで関心が高まっている。

そんなある日、インスタを見ていたら、日本の友達が彼女のニャンコの頭に、果物を保護するネットを被せたかわいい写真を投稿していた。毎日娘に小言を言われている私はつい、「これ、かわいいけど、捨てるときはハサミでチョキチョキしないと魚がオエーッてなるらしいよ」と小姑のようなコメントを入れてしまった。すると彼女からはこんな返信が。「そーなの?でも日本はちゃんと燃やしているから大丈夫なんじゃない?」

このセリフ、実は彼女以外の人からも何度か聞いたことがある。私も、日本はきちんと分別してごみの回収しているから、きっとそうなんだろうな、ポイ捨てが横行しているイタリアとは違うよね、と思っていた。でも、本当にそうなんだろうか?

調べてみたら、違っていた。

安心して泳げる海を守らねば(我が家のグレースです)
安心して泳げる海を守らねば(我が家のグレースです)

2050年には魚よりもプラチックのほうが多い海に

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宮本さやか

(みやもと・さやか)1996年よりイタリア・トリノ在住。娘、ラブラドールのグレース、猫のニーナとジージョと暮らしつつ、日本とイタリアの「食」を発信する。また、イタリア料理教室、日本料理教室、フードイベントなども主催する。

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