付録/さよなら「ポリ袋」時短レシピ2皿の提案
2皿完成までの大まかな流れ
1 トマトソースを作る(A)。
2 同時進行で大鍋に湯を沸かし、チキン、ブロッコリー、パスタの順で茹でる(B)。
A
「ある有名イタリア人シェフのお母さんに教わった、びっくりするぐらい簡単だけど、なんだこれでいいのか!と私の人生を変えたベラうまトマトソース」レシピ
材料2人分
・トマトの水煮 200〜250g
・ニンニク 1カケ
・オリーブオイル 大さじ3ぐらい
・塩、コショウ
作り方
1 トマトソースを作る鍋に、皮をむいて潰したニンニクとオリーブオイルを入れて超弱火にかける。あとでここにパスタを投入するので、鍋はあまり小さくないほうがよい。焦がさないようにゆっくりと、ここだけは面倒だけど鍋に張り付いて1〜2分、ニンニクの香りが出るまでがんばる。
2 ニンニクの香りが出て、ほんのりきつね色に色づいたらニンニクは取り出す。そしてトマトの水煮をジャーっと投入。5分ほど煮て、鍋の縁に溜まったオイルがオレンジ色になったらできあがり。塩、コショウをして、ちょっとしょっぱ目ぐらいの味に整える。

*とても簡単なので、トマトの水煮の味にすべてがかかってます。イタリア産のもの、国産のもの、酸味が多いの少ないの、いろいろ試して自分の好きな味のものを見つけるのがコツ。酸味が強いときは、ほんの少し砂糖を入れちゃうのも、イタリアママの秘技
*ニンニクの強い味が好きな人は、ニンニクをみじん切りにして、入れたままにしてOK
B
「茹でブロッコリーと茹でチキン」レシピ
材料2人分
ブロッコリー 好きなだけ
チキン(胸肉でも、モモ肉でも、好きなもの)
オリーブオイル
粗塩
茹でるための塩
あればクズ野菜やハーブ

作り方
1 大きめの鍋に湯をたっぷり沸かす。スパゲッティなら深い鍋が理想だけど、ショートパスタならそれほど鍋のサイズを気にしなくてもいい。パスタがお湯の中でちゃんと踊る余裕があればよし。
2 沸騰したら湯に軽く塩味がつく程度の塩を入れ、タマネギや人参のカス、ローズマリーや月桂樹などのハーブがあればそれも放り込む。なくても問題なし。そこにチキンを入れて茹でる。
3 チキンが茹だったら引き上げ、ハーブ類もすべて引き上げる。同じ湯でブロッコリーを茹でる。
4 ブロッコリーが茹だったら引き上げ、塩を足す。湯を舐めてみて海水ぐらいしょっぱくしたら、パスタを茹でる。
5 茹で上がったパスタをトングなどを使って水気を切りながら、Aのトマトソースの鍋に入れる。多少の茹で汁が一緒に入るところがおいしくなるポイント(なので、私はきちんとザルで水気を切るわ、という人は、茹で汁を全部捨てずに少し取っておく)。火にかけて、水気が飛び、パスタがトマトソースの味を吸ったらできあがり。好みでパルミジャーノチーズをかけて。

6 ブロッコリーとチキンに、粗塩とオリーブオイルをかけていただきます。チキンが冷めちゃうのが嫌な場合は、パスタを引き上げたお湯に入れておくと、温かくてしっとりした状態が保てます。
