ニューヤナセ『ショートタイム』(CD-R)

今年のニューカマー大賞。妙にクセになる、不思議なキャッチーさのあるメロディがギリギリのところでJ-POPにならないのがいい。8月にもう1枚CD-Rをリリースしていて、そちらも最高。でも、まだまだ本領を発揮していないような気もして、楽しみ。
solitude 2:14am『Fading Away』(cassette)

今年、一番聴いたカセット作品。とても美しいダウンテンポ〜チルアウトなlo-fi hiphop beat tapeで、疲れたときに聴いては心と身体を浄化していました。『モヤさま』でおなじみのテレ東・田中瞳アナがインスタに載せていて界隈がちょっとザワついたのもよい思い出。
横沢俊一郎『絶対大丈夫』(CD)

緊急事態宣言真っ只中のリリースでこのタイトル。あの時期みんなが言ってほしい言葉を偶然にもタイトルにつける横沢くんに驚いたし、横沢俊一郎の音楽の本質ってやっぱそこだよね、と改めて。休業中だったけど発売日にこっそり買いに来てくれたお客さんもいて、うれしかった。
サニーデイ・サービス『いいね!』(LP)

今年は曽我部恵一の活動に刺激を受けつづけた一年だった、という人は多いと思う。僕もそう! 20年以上も「サニーデイっ子」やりつづけてきてよかったな、と、毎年思わせてくれる曽我部さんはほんとスゴイ。新しく始めた中古盤屋「PINK MOON RECORDS」からは、同業者として大いなる刺激と勇気とやる気をもらいました。
ayU tokiO/SaToA『みらべる』(LP)

大好きなアユくんとサトアのスプリット作品。このアルバム、日本中のどんなレコード屋よりもココナッツディスク吉祥寺店に置かれているのが一番似合っていたと思うんだけど、どうでしょうか。アナログオンリーのリリースだということ、古い曲のカヴァーが入っていること、などなど、理由はいくつかあります。
柴田聡子『スロー・イン』(7インチ×2)

崇拝する柴田さんの新譜。とにかく毎日よく聴いた。開店時にまず1回。ひと息入れたくてもう1回。閉店前、最後にあと1回、という感じで常にお店のスピーカーから流れていました。どこかヒーリング効果のようなものがあったのかもしれません。アナログ盤の音のよさにも驚きました。
PIZZICATO ONE『前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン』(LP+7インチ)

こんなアルバムを夢見ていた小西さんファンは多いと思う。新型コロナウイルスの影響をもろに被ってしまった今年のレコードストアデイだったけど、当初予定のなかったこのレコードがRSD商品として追加エントリーされたのはよかった。とてもうれしいレコ屋へのご褒美の日になりました。
銀杏BOYZ『ねえみんな大好きだよ』(CD)

ついに封切りのタイミングで銀杏のアルバムを自分の店に並べることができた。2000年代末、毎日銀杏BOYZを聴いて逃避していたあのころの自分に教えたら驚くだろうな。銀杏の新譜はココ吉で買いたい、というお客さんがたくさん来てフラゲ日に完売したよ、って教えたら泣くだろうな。
スカート『アナザー・ストーリー』(CD)

純インディー期の名曲の数々を再録したスカートのCDデビュー10周年記念アルバム。スカートが10周年ということはココナッツとスカートの関係も10周年なわけで。とてもとてもメモリアルな、感慨深い一枚です。このようなアルバムが、メジャーレーベルからリリースされて、そして変わらずうちのお店でも展開できている、ということがとてもうれしい。
台風クラブ『下宿屋ゆうれい』(7インチ)

2020年最後の最後の最後に届いたのは、大好きな台風クラブの7インチ。今年はこの盤と暮れていこうと決めています。皆さまよいお年を。
納得いかないことだらけだった2020年だったけど、あれこれ悩んだ結果、正直に、誠実にやっていくしかない、という考えに辿り着きました。来年は得するとか、損するとか、そういうことからもうちょっと自由でいられたらいいなと思う。
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