OWVが掲げる結成3年目の目標。パフォーマンスもMCも磨きをかけた“OWVの形”を全方位にアピール
本田康祐、中川勝就、浦野秀太、佐野文哉の4人で結成されたボーイズグループ「OWV(オウブ)」。4人組であることを忘れてしまうようなダイナミックなパフォーマンスと、バラエティ番組やライブMCなどで見せる“トーク”に対する貪欲な姿勢が、彼らの持ち味だ。
そんなOWVが、7月27日に6thシングル『Time Jackerz』をリリースする。“Live”をコンセプトに作り込まれた独自の世界観は、「これがOWVだ」と言わんばかりにグループのカラーを色濃く表現。“ライブ力”には定評がある彼らを、さらに上へと押し上げる作品に仕上がっている。
今回のインタビューでは、ライブでのこだわりや『Time Jackerz』に込めた想いを聞きつつ、最後には結成3年目の目標を漢字1文字で表現してもらった。
OWV
2019年に社会現象を起こした日本最大級のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』に出演した元練習生4名により結成されたボーイズグループ。 グループ名「OWV」には、“Our only Way to get Victory~勝利を掴む僕たちだけの道~ 誰にも真似することのできない唯一無二のグループとなり、この世界で勝利を掴む”というメンバーの強い想いが込められている。
ライブMCは“ひとつの曲”
──5月14日、15日に開催された『KCON 2022 Premiere』に出演されていましたが、手応えはありましたか?
本田 ありました。
浦野 個人的には、「ありました」と自信を持って言えるほどのパフォーマンスをしたというより、「かまそう」って意気込みをどのグループよりも強く持っていたと思います。
佐野 もうちょっとMCをしたかったですけどね。
浦野 それなら、曲ももっとやりたかった。
中川 全部やん(笑)。
佐野 今回みたいな短い時間のイベントでも「楽しかった」と言ってくださる方がいて、僕らの自信になりました。
浦野 新たな課題も見つかったし。『KCON 2022 Premiere』のステージよりも、もっと素晴らしいものを作っていけると思います。
──JO1、INI、円神、OCTPATHなど、さまざまなボーイズグループとの共演になりましたが、グループとして具体的な課題を感じられることはありましたか?
佐野 人数が少ないことですかね……。
中川 未成年がいない。フレッシュさがない。
佐野 あと、メンバーのふたり(中川&浦野)がお酒を飲めない。
中川 どんどん関係ないことになってるやん(笑)。
佐野 というのは、冗談で(笑)。人数が少ないのも、別にデメリットだと思ってないです。
浦野 ここがゴールじゃないよって感じですね。もっとできる。
──5月14日には『Rakuten GirlsAward 2022 SPRING/SUMMER』にも出演されていましたね。
浦野 このイベントでは、曲をハーフにしてMCを入れ込むよう工夫しました。4曲中2曲はハーフにしています。
佐野 「曲をいっぱい聴いてもらおう」というグループも多いと思うんですけど。
浦野 「MCの時間も作ろう」って提案したのは、本田君だったよね。
本田 OWVはMCにこだわっているので、胸を張って「MCもOWVの魅力のひとつだ」って言えます。それこそ、ライブ前は夜中まで4人でMCの打ち合わせをしていたりしますよ。
佐野 僕らにとってMCは単なるつなぎじゃなくて、ひとつの曲みたいな感覚なんです。
浦野 それくらい、高いクオリティのものを目指しています。
──MCでは、何を意識されているんですか?
本田 外部のイベントに参加するときは、呼びかけを多めにしてるかな。身内ネタにならないようにも意識していますね。
佐野 誰が聞いてもわかるようなたとえを出したり。グループ内で流行ってるワードを使うとやっぱり内輪になっちゃうので、本当に誰でも知っているようなワードを大事にしています。
本田 一方で、自分たちのライブだと振り切ってふざけてる(笑)。そこは、けっこう楽しみにしていてほしいポイントです。
──パフォーマンスだけでなく、トークもどんどん磨かれていっていますよね。
中川 デビューからの2年間で培ってきたものがありますね。
佐野 やっぱり事務所が事務所なので(OWVの所属事務所は吉本興業)、僕たちよりトークスキルがある方しかいないじゃないですか。そういう方たちのトークを近くで見られているのは、とても得していると思います。
浦野 僕らはいろいろ試行錯誤してますけど、観ている方にはフランクにMCも楽しんでほしいですね。
佐野 『ザ・イロモネア』みたいに、笑わせなきゃいけないみたいなのは嫌なので(笑)。
──MCのほかに、ライブで意識されていることはありますか?
佐野 靴ひもがほどけないように、ちゃんと結ぶこと。
浦野 マジでそれよ。僕も二重に結ぶ。あと、基本的なことだけどストレッチは欠かさずやるようにしています。
佐野 個人的なのだと、朝ごはんを食べないってことかな。ルーティンというよりジンクスなんですけど、食べないときのほうがうまくいってる気がしていて。
浦野 あと、お客さんの一人ひとりの顔を見るように心がけています。遠くのほうでも見えますよ。
関連記事
-
-
天才コント師、最強ツッコミ…芸人たちが“究極の問い”に答える「理想の相方とは?」<『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ』特集>
Amazon Original『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』:PR -
「みんなで歌うとは?」大西亜玖璃と林鼓子が考える『ニジガク』のテーマと、『完結編 第1章』を観て感じたこと
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
「まさか自分がその一員になるなんて」鬼頭明里と田中ちえ美が明かす『ラブライブ!シリーズ』への憧れと、ニジガク『完結編』への今の想い
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
歌い手・吉乃が“否定”したかった言葉、「主導権は私にある」と語る理由
吉乃「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」:PR