OCTPATH、デビュー4カ月で得た経験と成長への意欲「『サマソニ』は次につながるステージにしたい」

2022.6.14
OCTPATH

文=坂井彩花 撮影=菅野幸恵 編集=森田真規


『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に出演した元練習生8名により結成され、2022年2月にデビューを果たし、幕張メッセやぴあアリーナMMなどの大きなステージもすでに経験し、ボーイズグループのシーンに一石を投じている「OCTPATH(オクトパス)」。柔軟な心や頭で音楽と向き合う彼らは、上の領域を目指してメキメキと成長中だ。

そんなOCTPATHが、“梅雨明け宣言”をコンセプトにした2ndシングル『Perfect』を6月15日にリリースする。今作は新たな魅力をオーディエンスに届けると共に、彼らの表現の幅を広げる作品へと仕上がった。

このインタビューでは、デビューから約4カ月が経った彼らにこれまでの活動を振り返ってもらいつつ、『Perfect』の裏話や豪華なコレオグラファー(振付師)、現時点のOCTPATHの“Perfect度”、今後のライブについてなど、多岐にわたる話を聞いた。

OCTPATH – 2nd single「Perfect」Trial Listening

「一歩ずつ全力」というスタンス

──デビューから4カ月が経ちましたね。

栗田航兵 濃かったね~!

小堀柊 どれくらい濃い?

太田駿静 黒猫の毛の黒さくらい(笑)。

──濃密な4カ月間だったようですが(笑)、デビュー前に思い描いていたとおりの活動ができていますか?

古瀬直輝 理想以上の活動をさせていただいていると思ってます。有観客でライブできること自体がありがたいご時世にもかかわらず、デビュー2日後にはファンの皆さんにお会いすることができましたし、この間の『MTV LIVE MATCH』(5月29日、ぴあアリーナMM)ではいきなりアリーナ規模のステージに立つこともできた。本当にすごいことだなって。

小堀 2曲連続でドラマのタイアップに採用していただいたり、ドラマやバラエティにも出演させていただいたり。ライブの本数も相当だよね。

海帆 7月もたくさんのライブがあります。

栗田 しかも、いろんな規模のステージで。

──デビュー前後で気持ちも変化しましたか?

古瀬 デビュー前はワクワクが大きかったけど、今は「もっとやらないと」って気持ちが強くなった気がします。

栗田 一つひとつのことを深く考えるようになりましたし、率先して提案するようにもなりました。『Perfect』からYouTubeとTikTokの担当を決めたんですけど、それもメンバー内で「SNSをもっと活用していこう」って話が出たから。YouTubeは僕と四谷、TikTokは僕と駿静くんでやっています。

栗田航兵
栗田航兵(くりた・こうへい)2002年1月27日生まれ、愛媛県出身

──栗田さんはYouTubeとTikTokを兼任されているのですね。

栗田 担当を決める前に「ここをこうしたほうがいいんじゃない」ってアドバイスしていたら、「担当になったら?」と言ってもらえたのでやらせてもらってます。

太田 画角とか画質とか、教えてくれるんですよ。

海帆 YouTube担当のスタッフさんと相談して決まったこともしっかり共有してくれるし、本当にありがとう!

──お話を聞いていると、着実に一歩一歩進んでいる感じがしますね。

小堀 僕たちは、グループとして最初に決めた目標があるんです。1年以内のYouTube再生回数のような細かなものから、「何年以内にどこへ行く」みたいな大きなものまで。その目標を計画どおりに達成するために、反省して研究して自主的に動いています。

四谷真佑 この4カ月間の経験を経て、それぞれが「もっとこうしたい」って欲も出てきたので、僕たちの声で変えられる場所はどんどんいい方向へ進めていきたいですね。

海帆 武道館のような目標もありますけど、まずは一歩ずつ全力でやっていきたいと思います。

直に感じることができたファンの思い

──初ステージとなった『OCTPATH 1st FANMEETING Be wiTH me』は、いかがでしたか?

海帆 その場を楽しんで、THme(スミー:OCTPATHのファンネーム)とコミュニケーションを取ることを大前提に動いた記憶があります。

小堀 「やっとTHmeに会えた!」っていうのが、やっぱり一番大きいですよね。僕らはオーディションに落ちてるから、会えなくなってしまうつらさを知っているし、それはファンの人も同じだと思ってて。お互いに「この先、一生会えないかもしれない」と思った期間を越えてのイベントだったので、気持ちがあふれて泣いてる人もいましたし、僕も幸せで泣いちゃいました。

小堀柊
小堀柊(こぼり・しゅう)2003年2月11日生まれ、東京都出身

古瀬 デビューするまで文字でしか知ることができなかったファンの皆さんの応援を、やっと直に感じられたのがファンミーティングでした。声は聞けなかったけど、応援してくださっている姿を見られたのは大きかったです。手作りのネームプレートも本当にうれしくて。

高橋わたる 本当にありがたい。

古瀬 僕たち、めちゃくちゃ見つけようとしています。

栗田 せっかくがんばって作ってきてくれているので、絶対に見つけてあげたい。

古瀬 時間も手間もかけて、うちわやネームプレートを作ってくれているのを知ってるから。メンバーに元オタクもいるし。

四谷 命かけているんで、オタクも! 疲れているときや練習がつらいとき、「ファンの人は自分たちの生活を削って応援してくれているんだから、それ以上にがんばらなきゃダメだ」って思います。

小堀 あのファンミーティングは、これからも忘れることのないステージだと思います。

──『MTV LIVE MATCH』や『Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~』など、外部イベントにも積極的に参加されていますよね。自分たちのファンじゃない人もいる会場でパフォーマンスをするとき、意識していることはありますか?

四谷 「こういったパフォーマンスの魅せ方をしたら届けられるかな」とか「こういうトークにしたら初めての人にもわかりやすいかな」って、練習のときからみんなで話し合っています。ファンの方はどんな自己紹介やトークでも肯定してくれると思うんですけど、初めての方はわかりやすさや伝えるべきことがないと苦になってしまうので。

四谷真佑
四谷真佑(よつや・しんすけ)2000年2月11日生まれ、神奈川県出身

──『ぴあ 50th Anniversary MTV LIVE MATCH 2022.07.10』(7月10日、ぴあアリーナMM)への出演や『SUMMER SONIC 2022』(略称:サマソニ。8月20日、ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ)のオープニングアクトなど、皆さんのパフォーマンスを多くの方に届けるイベントがこれからも目白押しですね。

太田 『サマソニ』……怖いね。

古瀬 『サマソニ』みたいな規模のフェスにこれまで参加したことがなかったので、次につながる、何かを残せるステージにしたいと思います。僕たち自身も何か得られるような、そんな経験をしたいですね。

──ステージパフォーマンスでのOCTPATHの強みはなんだと思いますか?

高橋 今はフレッシュさかな。もちろん、今後やっていく上でパフォーマンスのレベルを高めていきたいっていうのはあるんですけど。

海帆 かわいさは僕らの強みのひとつだよね。それでいて、パフォーマンスになるとキリッと変わる憑依型。どっちも持っているのは、OCTPATHの魅力です。

世界的コレオグラファーと古瀬直輝が担当した振り付け


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坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..