マンガやアニメの“あるある”を漫才やネタにするとおもしろい(岩井)

──ちなみにアニメとかマンガとかを余暇で楽しむ上でのルーティーンはありますか?
花江 岩井さんみたいにアニメを全部観るのは大変じゃないですか。
岩井 もう家にいるときはずっとアニメが流れてる。作業しながら、ラジオみたいに聞いているだけのときもあるし。
花江 何話まで観るとかありますか?
岩井 だいたい毎クール全部3話までは観てる。でも正味22~23分だから、余裕だけどね。
花江 僕は観てもすぐ忘れちゃうんですよ。ゲームは内容もはっきり覚えているんですけどね。ただ観るよりも、自分が動かしたいっていう気持ちが強いからかもしれないです。それにアニメはどうしても、自分が出たかったなという気持ちが……。
岩井 やっぱりあるんだ。
花江 性格なんでしょうね。
──岩井さんは、ネタ作りや執筆活動において、普段のアニメ鑑賞に影響を受けている部分はありますか?
岩井 そもそもは、アニメの仕事をいっぱいしたいなと思って、放送されているものは全部観るようにしたんです。そのスタンスは変わってないですけど、アニメを観まくった結果、「こういう展開ではこうなる」みたいな、物語やキャラクターの“あるある”が俺の中にストックされていて。
花江 なるほど。
岩井 漫才やネタにも、その“あるある”を落とし込むことでおもしろくなるだろう、という部分でかなり影響がある気がしますね。

──物語の展開、演出みたいなものがネタに入れられると。
岩井 「このくだり、どっかで見たことあるけど気持ちいいな」って誰もが思う部分があるじゃないですか。それを漫才の中でやられると笑ってしまうような。なぜか実写ドラマじゃなくて、二次元にそういう“あるある”が多いんですよ。逆に花江くんはさ、バラエティに出ることで声の仕事のためになっているものってある?
花江 ゲストとして出演しているものはあまりないかもしれないですね。度胸はつく気がしますが。視聴者として映画やバラエティを観る中で、間のとり方や言い回し、声のトーンを参考にするようなことはありますね。
──同じ業界でライバルだと思う人はいらっしゃるんですか?
花江 うーん、でも、声の高い人はみんな(ライバル)。
岩井 その中でも演技が違うでしょう、花江くんは。アニメ演技じゃないところにいて、しかもそれがどんどん時代にマッチしている気がする。
花江 意図的にデフォルメしたお芝居もできるようになってきましたね。でもそれは、得意なものを伸ばしていく中で、平均的な技術も上がっていった感じです。
岩井 ただ、これは仕方ないんだけど……イケメンが登場するアニメが好きだからよく観るけど、花江くんもたまに出演してるじゃない。そのとき、「花江夏樹が演じている」という意識がなければめちゃくちゃ好きだろうなというキャラクターは、けっこういる(笑)。
花江 ふふふふ。やっぱり知っている人だと意識してしまうんですね。
岩井 そうそう。どうしてもおもしろくなっちゃうんだよ、知ってる人だと(笑)。
ふたりの対談は、ハライチが表紙&特集の『クイック・ジャパン』vol.155(4月24日から順次発売)にも掲載。本誌では、お互いが仕事に向かう姿勢を評価しながら「誰もやっていないことを居場所にする」方法を語り合っている。

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『クイック・ジャパンvol.155』
定価:1,430円
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