『M-1』から2カ月、マヂカルラブリー<痛烈な批判>に対しての本音

2021.2.16

上沼だけではなかった、『M-1グランプリ2017』の確執

──昨年の『M-1』では上沼さんとの関係が注目を集めていましたが、同じく審査員のひとりであるナイツの塙(宣之)さんも、著書『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』(集英社新書)で、『M-1グランプリ2017』でのマヂカルラブリーの漫才について厳しめのことを書いていましたよね。

村上 ついにこれに触れる方が現れましたか。

野田 実は俺じゃないんですよね、言われてるの。

──ツッコミについて言及されていましたね。

村上 かなり痛烈に批判されました。

野田 俺、読んでないんだよね。

村上 あの本が出てすぐのころ、高円寺の駅前のロータリーで飲んでいたときに、スーパー3助(にゃんこスター)さんにその話をしたんですよ。そしたら3助さんが「ちょっと買ってくるわ」って本屋で買ってきまして。改めて読んだら悔しくて、その本を奪い取って叩きつけてしまったこともありました……。「じゃあ野田へのツッコミの正解見せてくれよ!」って思いましたよ、当時はね。今となっては優勝もできましたし、「漫才か漫才じゃないか」論争のときには塙さんは僕たちを擁護してくれていましたし、僕のほうにはもうそんなわだかまりはないですけど。

──昨年の『M-1』などで、何かやりとりは?

村上 いや、特にはないですね。「あの本ではこう言ってましたけど、どう思ってますか?」って僕から言うのはヘンじゃないですか。ただ「今はどう思っているんだろう?」とは思いますけど。

野田 俺も2017年のあとはいろんな先輩方に苦言を呈されて、ボロクソに言われたのは全部チェックしてるんで。今も覚えてはいる、忘れてはいない。

村上 確かにいろいろあったからね。あえて今さらケンカすることもないけど。

野田 ただ覚えてるよ、っていう(笑)。

『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』ナイツ 塙 宣之/集英社新書

『マヂカルラブリーno寄席』はおすすめしやすいイカレ度だった

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