『トークサバイバー!』で「覚醒」を感じた5人の芸人たち
劇団ひとり
「キス我慢選手権」や数々の映画・ドラマで培ったアドリブ力は芸人界でも間違いなく随一。どんな状況からも一瞬で劇団ひとりのテリトリーに変える力はお笑いというよりももはや念能力に近い。Netflixユーザーであるという劇団ひとりの妻・大沢あかねはこの番組を観たのだろうか。
錦鯉・渡辺隆
撮影当時はまだ『M-1グランプリ2021』優勝以前だというのだから、本当に佐久間宣行のキャスティング能力には舌を巻くしかない。本物の刑事にしか見えない出で立ちと、その渋さをすべてフリにしたような下品なトークのギャップ、「本物の変態」とはこういう人間なのかと震え上がった。
オードリー春日俊彰
「技を超えた純粋な強さ、それがパワーだ!」、『幽☆遊☆白書』に出てくる戸愚呂弟の言葉を思い出した。出されたお題と自身のキャラクターが完璧に噛み合ったオードリー春日は本当に凄まじく、特に「しょうもない話」ではIKEAの椅子を破壊したときのような爆発力があった。
狩野英孝
「天才という言葉は狩野英孝のためにある」それが冗談でもなんでもなくなるほどの無双ぶり。どれだけ場が荒れようが自分のキャラクターを貫き通す、その姿は侍のようだった。
パンサー向井慧
この先の芸能人生活に影響が出かねない、まさに「命を削る」トーク、パンサーというよりもはや鬼だった。これからの『トークサバイバー!』は向井慧を基準に行われるのかと思うと恐怖でしかない。
『トークサバイバー!』とは、単なるいちコンテンツを超えた「人生そのもの」なのかもしれない。1シーズンとは言わず『ウォーキング・デッド』くらい永遠につづいてほしい。
関連記事
-
-
天才コント師、最強ツッコミ…芸人たちが“究極の問い”に答える「理想の相方とは?」<『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ』特集>
Amazon Original『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』:PR -
「みんなで歌うとは?」大西亜玖璃と林鼓子が考える『ニジガク』のテーマと、『完結編 第1章』を観て感じたこと
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
「まさか自分がその一員になるなんて」鬼頭明里と田中ちえ美が明かす『ラブライブ!シリーズ』への憧れと、ニジガク『完結編』への今の想い
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
歌い手・吉乃が“否定”したかった言葉、「主導権は私にある」と語る理由
吉乃「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」:PR