『佐久間宣行のNOBROCK TV』の狂気と衝撃

2021.7.28

地上波では観られない衝撃映像が早くも登場

そして3回目にして早くも「問題作」と言わんばかりの狂企画が爆誕してしまった。

その名も「第1回エロくないSM女王決定戦」。夜の仕事に勤しむ人々にその魅力と給与明細を聞くニセ番組『エロ~明細』のロケというテイでターゲットとなる芸人を呼び出しSM女王とプレイを行う。しかしプレイ中、遠隔で操られた女王が一切エロいことをせずにボケつづけるとその芸人は笑うのか?というドッキリ企画。テレビでは「ギリギリ」できなさそうなイカレた企画内容にヨダレが止まらない。テレビ東京で2001年に放送されていた伝説の深夜番組『給与明細』を彷彿とさせる内容が深夜番組狂いを奮い立たせるポイントのひとつだ。

前編は操り手がインパルス板倉俊之、ターゲットにアルコ&ピース酒井健太という組み合わせ。「部屋の中にカメラが回っているが、放送はしないのでどこまで行っても大丈夫」と説明し酒井の興奮を煽りに煽っていく。そんな状況にタガが外れた酒井は女王のボケに笑うこともなく究極M男モードに突入。

女王「言ってみろよ! 僕は二足歩行の豚野郎ですって」

酒井「僕は二足歩行の豚野郎です……」

女王「お前はアルコ&ピースの酒井だろ! お前は豚野郎なんかじゃないだろ、きちんとお笑いに取り組んできたお笑い芸人だろ?」

酒井「僕は豚野郎です……全然お笑いに取り組んでないです……ネタもなんにも書いてない」

「絶対にヤらせないSM女王」と「絶対にヤりたい酒井」という異常空間が一瞬で生成された。そのあとも板倉に操られた女王が、あの手この手でボケまくり酒井を笑わせようとするが、酒井は折れない。静岡県では「国王」と呼ばれている酒井が、あられもない姿になり「お……お願いします……」と懇願する姿は、地上波では観ることのできない衝撃映像だった。

後半はラランド・サーヤとウエストランド井口浩之。サーヤの緩急織り交ぜた抜群のS力と、操られているSM女王の演技力、本当にアドリブかと疑いたくなるほどの井口のツッコミ力、全員の力が100%発揮された紛れもない神回となっていた。この聖戦(性戦)の全貌はぜひ本編でご覧いただきたい。

『佐久間宣行のNOBROCK TV』は毎週水・土曜日19時に配信予定。『ゴッドタン』『あちこちオードリー』『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』に加え、毎週の楽しみを作ってくれた船長にこれからもついていきたい。

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