華麗かつハードな銃撃戦!
第10話はハードな展開がつづく。ヴィンチェンツォが手練のコンシリエーレ(マフィアの右腕)だと突き止めたジュヌは、ついに本格的な殺し屋を派遣してきた。危機を察知し、殺し屋たちをおびき寄せて、ひとりで戦いを挑むヴィンチェンツォ。
そんななか、かつて12人を死なせたバベルグループの実行部隊がクムガ・プラザに乗り込んできた。凶暴極まりない彼らを止めに入った元アントカンパニーのパク・ソクド(キム・ヨンウン)は、彼らの手首に入った二刀流のタトゥーを見て「やつらは双剣派だ」と気づき、脱兎のように逃げ出した。
女性にまで手を出そうとする双剣派の男たち。そこで意外な人物が活躍する。間一髪、双剣派をハサミで刺しまくって退治したのは、クリーニング屋のホンシク社長(チェ・ドクムン)!
「ハサミは裁断のときにしか使わないと決めたのに。のどを裂かれる前に去れ」
カッコいい……! なお、双剣派というネーミングや、クムガ・プラザの人々が実は使い手であるという設定は、香港が誇るスーパースター、チャウ・シンチーの代表作のひとつ『カンフーハッスル』へのオマージュだと思われる。
舞い散る雪の中、男女の殺し屋3人組vsヴィンチェンツォの銃撃戦の火蓋が切って落とされた。ついにヴィンチェンツォが拳銃を撃つ! 双方の動きにまったく無駄がなくて美しいが、対人格闘も激しい。苦戦の末、殺し屋たちを倒すが、ヴィンチェンツォの首筋にもべっとりと血が……。
倒れた殺し屋のスマホを奪い、“影の会長”の正体を白状させようとするヴィンチェンツォ。スローモーションで立ち上がると、駆けつけたチャヨンが迷わず飛び込んで抱きつく。トンネルのアーチと雪が背景となり、まるで一幅の絵画のよう。ヴィンチェンツォは銃撃戦をした血のついた手でチャヨンを抱きしめようか逡巡するが、やがて長い髪に触れる。それを憎悪の入り混じった表情で見つめるジュヌ(まだ正体はバレていない)。涙を浮かべたチャヨンの言葉が健気だ。
「巻き込んでいいの。パートナーなら危険も共有するべきでしょ。ひど過ぎる!」
そして、ついにヴィンチェンツォが言う。「真のボスが、わかった」。視線の先にいるのは、ジュヌ。チャヨンもゆっくり振り返るが……。果たして彼らは“真のボス”に辿り着けるのか? 第11話につづく! デデン!

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