お笑いファン大注目の「大宮セブン」「コント村」
マヂカルラブリーやすゑひろがりずらの活躍で注目を浴びる「大宮セブン」のコント師・GAGも、今年こそという思いが強いだろう。同じくジェラードンも『有田ジェネレーション』の地上波レギュラーも終わってしまったこともあり火がついているはずだ。
加賀翔が病気療養から復帰したかが屋も、並々ならぬ熱意で大会に挑むに違いない。
そのかが屋を含む「コント村」の面々は昨年、まさかの決勝進出者ゼロだった。ザ・マミィは酒井(貴士)のクズキャラや泣きキャラがフィーチャーされ、テレビでもよく観るようになった。決勝初進出の可能性は高い。
ゾフィーは昨年、コロナの影響で大会が中止になるだろうと思って新ネタを準備していなかった。他の出場者たちもそうだろうと思い、「新ネタをやる大会じゃなくて、過去のおもしろいネタをぶつける大会」だと考えていた。その結果、新ネタを準備してきた芸人たちに敗れ、決勝進出を逃したという(『日村がゆく』)。
このように考えた芸人はゾフィーだけではなかっただろう。そう考えると、2年間溜まったネタで勝負してくる芸人が多くなるということだ。ならば、出場者のネタの完成度という点でも過去最高の大会になるかもしれない。
「絶対的優勝」を狙う、アルコ&ピース
そして先日、アルコ&ピースが自身のラジオ番組で、「賞レース、どちらも出ます」「絶対的優勝を狙います」と再挑戦表明をした。
おそらく『キングオブコント』と『M-1』のことだろう。『キングオブコント』では2013年に決勝進出。『受精』のネタで物議を醸し、そのあとは準決勝の壁を超えられず、2018年を最後に「完全撤退」して出場していなかった。
だが、当時とは彼らのキャラクターの浸透具合は段違い。地下ライブ時代からの盟友であるマヂカルラブリーと共に決勝進出となれば、胸が躍る。
また、マヂラブ、アルピーが共に「師匠」と慕うモダンタイムスも、彼らが受け入れられる空気が整いつつある。少し前まで予想もできなかった一発逆転劇が起こるのが賞レースの醍醐味。「こういうスタイルの人たちはハマったらめちゃくちゃ揺れるからね!」と劇団ひとりが言うように、大爆発を起こし、まさかの大ブレイクを果たす未来だってじゅうぶん、あり得ることなのだ。
——マヂカルラブリーが紡いできた“物語”によって敷かれた「マヂラブ包囲網」。「第七世代」ら若き芸人たち、 「大宮セブン」、「地下芸人」、そして即席ユニット……。彼らがぶつかり合った先に果たしてどんな新しい物語が生まれるのだろうか。
- キングオブコント
- すゑひろがりず
- 大宮セブン/大宮よしもと
- 空気階段
- #GAG
- #おいでやすこが
- #ザ・マミィ
- #ジェラードン
- #ゾフィー
- #マヂカルラブリー
- #ゆりやんレトリィバァ
- #岡野陽一
- #シソンヌ
- #アルコ&ピース
- #霜降り明星
- #かが屋
- #チョコレートプラネット
関連記事
-
-
天才コント師、最強ツッコミ…芸人たちが“究極の問い”に答える「理想の相方とは?」<『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ』特集>
Amazon Original『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』:PR -
「みんなで歌うとは?」大西亜玖璃と林鼓子が考える『ニジガク』のテーマと、『完結編 第1章』を観て感じたこと
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
「まさか自分がその一員になるなんて」鬼頭明里と田中ちえ美が明かす『ラブライブ!シリーズ』への憧れと、ニジガク『完結編』への今の想い
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
歌い手・吉乃が“否定”したかった言葉、「主導権は私にある」と語る理由
吉乃「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」:PR