屋外のキッチンで“究極のカツカレー”を作って飲む(パリッコ)

2021.3.16


ベランダ湯豆腐、ウッドデッキホルモン

さっそく試運転してみることにしよう。

湯豆腐セットを用意した

すでに気がついた方がいるかもしれない。現状、ベランダに出したテーブルの上に、ミニキッチンセットを設置している。つまり本来、別にカセットボンベの上部がテーブルである必要な特にない。でもそんなの関係ねぇ。このセットを使うことにより、屋外でありながらもキッチンで飲んでいる気分に浸ることができる。それが酒飲みのロマンであり、酒をうまくするスパイスなのだから。

バーナーパッドも設置

せっかく買ったのでバーナーパッドも使ってみたが、あとから考えると、このように底が丸い形状の鍋の場合、パッドはないほうが安定するな。調理器具によって使い分けよう。

鍋の底にだし昆布を敷き、豆腐を煮ればそれでじゅうぶんうまい湯豆腐。が、今回はそこに白菜と、こんなものも入れちゃおうかな。

ホンビノス貝

でかめのアサリとかハマグリのような見た目と美味しさでありながら安定して安い、貝好きにはありがたい存在。

ただ放りこんでぐつぐつ煮るだけ
肉厚でプリプリな身がうまい!

貝類特有の強い旨味が染み込んだ豆腐や白菜も異様にうまい。できたてをノータイムでつまみにできるキッチン飲みの良さも思った以上に味わえる。やっぱり、買って損のないセットだった。

使うほど味わいを増してゆくのもアウトドアグッズの魅力

さらに別の日。僕が家の近所に間借りしている仕事場にはけっこう広めのウッドデッキがある。ミニキッチンセットは近距離を持ち運ぶのが苦になるほどの重さではないし、今日は仕事場に持ってきてみた。

仕事場にはちゃんとしたキッチンはないけれど、これさえあれば仕事後、即ウッドデッキに出てホルモン焼きで打ち上げ! なんてことも可能になるのだ。

仕事終了から5分後
始めます

今回は調理器具として鋳物プレートも持参。100均で300円で購入したものだが、何も考えなくてもこれで焼けば肉がうまくなるのでとても重宝している。

ジューッ!

シシトウ、ニンニク、それから肉はまず、カレー用の赤身肉。焼肉やステーキ用じゃないから若干の歯ごたえはあれど、酒のつまみには上等すぎる。あ〜、うまい!

つづいて豚レバー
すぐにこんがりと焼き上がる

レバーこそ、鉄板で焼くに限る気がする。まったりとした舌ざわりと、独特の甘味、香り。酒がすすんでしょうがない。

ビールからチューハイへ移行
タレを絡めて2度焼きしちゃったり

最後は、スーパーであんまり見たことのなかった、下処理されてボイル済みの牛モツをタレをからめて焼いてみた。

こてっちゃんみたいにならないかな? と思って

こてっちゃんを求めるならば素直にそのものを買えばよかったけど、これはこれでミノみたいでなかなかうまい。ただ、ミノをこの量ひとりで食うことってないので、最終的にめちゃくちゃあごが疲れたけど。

小さいけれどいい空が見えて最高の気分

“究極のカツカレー”を作って飲む!


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パリッコ

1978年東京生まれ。酒場ライター、漫画家/イラストレーター、DJ/トラックメイカー、ほか。酒好きが高じ、2000年代後半よりお酒と酒場に関する記事の執筆を始める。著書に『つつまし酒 懐と心にやさしい46の飲み方』『酒場っ子』『ほろ酔い!物産館ツアーズ』、スズキナオ氏との共著に『“よむ”お酒』『酒の..