閉店と休業が追いかけてくる。徒歩で10キロ歩いてうまいビールを飲むだけの旅【大阪編】(スズキナオ)

2021.2.7

プレステ1のシュールなゲームみたいな公園

ナオ 花博記念公園、かなりだだっ広い公園で、芝生が広かったりしてピクニックやチェアリングにはよさそうだけど、手ぶらだったのでとにかく何か見るものないかと。あ、これ。

マンホールの蓋に開催当時のキャラクターが残る

ナオ 花博開催当時のキャラの「花ずきんちゃん」です。

パリ 博覧会の名残り。いいですね。花ずきんちゃんかわいいな。

ナオ 花博の遺跡が園内にちらほらとあるようなんですね。そういうものを探して「山のエリア」と名づけられたゾーンのほうに歩いて行きました。ちなみに「山のエリア」について公園のホームページにはこうあります。

山のエリアは、国際花と緑の博覧会の際、53ヶ国・35国際機関から出展された55の庭園の跡地や、国内外のお客さまをおもてなしした本格茶室のむらさき亭など、当時の面影が色濃く残るエリアです。

「花博記念公園 鶴見緑地」公式ホームページ「園内ガイド」

パリ すげー規模だし、ワクワクする。55の庭園! やばい。

ナオ そうそう。ただ、これがけっこう放置されっぱなしな雰囲気で。なんせまあ30年以上前ですからね。なんかこういう、各国の特徴的な建築をイメージしたちょっとしたスペースがたくさんあるんですね。これが一つひとつの庭園っていうことみたいで。

「エジプト・アラブ共和国」の庭園らしかった
お子さん連れ一家の遊び場になっていた

パリ 荒廃したエジプト文明!

ナオ そうそう! 荒廃してるんですよ! 放置されて別のリアルさが出てきていて。これなんかほら、ピラミッドなのかな?

斜面はピラミッド風にデザインされているのかも

パリ はは。ぎりピラミッド。

ナオ 東屋の変形版みたいな建物がすごくたくさんあったんです。これなんかどうですか?

「東屋」という響きは似つかわしくないが、かといってどう呼べばいいのかわからない建物

ナオ パリッコさん、東屋の「研究家」ですよね(『デイリーポータルZ』「パリッコの『東屋放浪記』~東久留米編~」2020年10月5日)。

パリ わはは。東屋「探訪家」。いやでもここ、いいですね!

ナオ 屋根なんかこんなですよ。なかなかない東屋でしょう

思い切った直線でデザインされた屋根

パリ やべー! はしご酒したい。

ナオ そう! 東屋探訪家のパリッコさんとハシゴできるな! と思いました。

パリ 今度大阪行ったときぜひやりたいです。

右手手前の屋根の下でも飲めそうだし
奥のスペースでも飲めそうだ

パリ プレステ1のシュールなゲームみたいな公園ですね。

ナオ はは。なんか背景の書き込みが少ない時代というか余白の多いゲームのね。

パリ ただ3D空間を歩き回るだけのゲーム。

ナオ ここなんかマイ東屋って感じで落ち着いたな。

ひとりサイズの東屋という感じだ

パリ このサイズは珍しいですよ。いいなー。

ナオ これはスペイン風の東屋。

スペインをイメージした庭園

ナオ 内部はこんなふうでした。

おしゃれなベンチがひとつぽつんとある

パリ まじか! 小粋なリビングじゃないですか!

ナオ 居心地よさそうなんですよ。実際にここにお弁当を持ってきて食べている年配のご夫婦がいたりして、知ってる人はけっこう使ってる場所っぽかったです。

パリ 東屋公園の頂点といえるかもしれない。

公園内に大阪市内で最高峰の山があった

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