不安は、案外取り越し苦労に終わる
猫は、わからない。不安は、案外取り越し苦労に終わるものなのだ。
「あの心配はなんだったんだ?」というくらい「いわ」は家になじんだ。もともと人が好きなこともあって、この顔でべったり甘えん坊だけど、何も教えていないのに猫用トイレで用を足し、鳴いたり暴れたりもしない。賢く、思慮深く、観察眼に優れていないと、外で何年も生きることなどできないのだと思う。
「いわ」が独占していたサンルームにも、ほかの外猫たちが居座るようになった。寒くなってきたので、こちらの気持ちとしても、とても楽。
万事順調で、なんの心配もなかった。このときまでは。
〈九匹の猫というより九つの命とともに暮らしています〉
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