『あちこちオードリー』同級生コンビが「友達」が「相方」になる難しさを語る(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


ダイアン・ユースケ「ふたりで地元におっただけで、どっちがボケでツッコミとかなかった」

『あちこちオードリー』

オープニングのオードリーふたりトーク。有料配信ライブ前の収録でライブが終わったテイで話す若林が「観てくれた方の人数スゴかった」と振ると春日は「3億人くらい」とボケる。これに「そんなまっすぐボケられても困るなあ。なんか照れちゃった」と若林。そのあと、振ってもまともな答えが返ってこず「3億で心折れるのやめて」と若林。普通ならトーク中にゲストが入ってくる段取りだが、約10分仕切り直しするほど意気消沈の春日「あー、やり直したい(笑)」。

ゲストはダイアンとカミナリ。小4から友達だというダイアン。最初はボケとツッコミが逆だったそう。「ふたりで地元におっただけで、どっちがボケでツッコミとかなかったから」とユースケ。最初のネタ見せの授業では「照れて照れて」声が小さくて何言ってるかわからないとダメ出しされた。津田「恥ずかしかった、ボケるのが」ユースケ「ツッコミも最初恥ずかしい。普通の友達だったのにある日から急にツッコむのが恥ずかしい」。

一方、保育園が一緒(まなぶ「小学校は別々で、中学一緒、高校別になって、大学別になって、自動車学校で一緒になりました」とドヤ顔で営業ネタを披露)で遠い親戚にあたるカミナリはじゃんけんでボケとツッコミを決めたという。

捉えどころとオチのないまなぶのトークを「ヌルヌルトーク」と表現するのが秀逸だった。「もっとちゃんと組み合いたいんだよなあ」「こんなことがあると振るのが怖いよ」「掴ませてよ!」と若林。

『霜降りバラエティ』

粗品が野球のファーストの守備をティモンディに習うという企画「ファースト王に俺はなる!」。

コンビそろって芸人離れした身体能力と運動神経を持つティモンディ。それゆえ、特に高岸は「やればできる!」みたいに精神論に終始するイメージだったけど、そうではなく「ボールを捕るときは先に足を出したらダメ。ボールが来たら前に」などと具体的にわかりやすく伝える。それができると「そう!」「素晴らしい!」と褒め称えつつ、今度は「膝を柔らかくして、ボールは上から下で見るより、下から上のほうが人は反応できます」と次のステップに。ちゃんと段階を踏んで教えていくのが丁寧かつ合理的で、実際、粗品も急速に成長していっていた。

ちなみにせいやは映画『ヒーローインタビュー』のときの武田鉄矢(梶原監督)のモノマネでロケに参加。マニアック過ぎ!

『ガキの使い』

ココリコ遠藤の“国民的”ギャグ「ほほほい」の歴史を再現VTRなども駆使して振り返る「プロジェクトほほほい」。初めて披露したのはリットン調査団との対決企画。このときは「ほほほい」というフレーズはなかったものの身体の動きはかなり速い。松本も「遠藤、おもろい」とひと言。これがハネたため、1998年5月の「ハイテンション・ザ・ベストテン」で「愛~ほほほほーい~」として「ほほほい」がほぼ完成を見る――。

といった歴史を丁寧に描いた末、最後は現在の「ほほほい」を遠藤が実演。しかし、途中本当に足を痛めて(おそらく、足をつってしまった)動けなくなってしまう遠藤。「マジやこれ」と高笑いする浜田。「僕ら悪くないからな」という方正をにらみつける遠藤。「どういうことやねん!」「帰ろう!」「たち悪いわ!」と浜田。カットがかかったあと「靭帯やったんか?」と心配しつつ松本「お笑い靭帯は完全にやったけどな(笑)」。キャスターつきのイスに乗せられてスタジオをあとにする遠藤が切なおもしろかった。

今日観たい番組:『有吉の壁』で人気ユニット「KOUGU維新」第1章完結

『有吉の壁』(日テレ)は「KOUGU維新第1章完結」など。

『バナナサンド』(TBS)にナイツ。

『それって!?実際どうなの課』(日テレ)は「DB芸人×催眠術師」。



  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

    #【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ) の記事一覧


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

てれびのスキマ

Written by

てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

QJWeb今月の執筆陣

酔いどれ燻し銀コラムが話題

お笑い芸人

薄幸(納言)

「金借り」哲学を説くピン芸人

お笑い芸人

岡野陽一

“ラジオ変態”の女子高生

タレント・女優

奥森皐月

ドイツ公共テレビプロデューサー

翻訳・通訳・よろず物書き業

マライ・メントライン

毎日更新「きのうのテレビ」

テレビっ子ライター

てれびのスキマ

7ORDER/FLATLAND

アーティスト・モデル

森⽥美勇⼈

ケモノバカ一代

ライター・書評家

豊崎由美

VTuber記事を連載中

道民ライター

たまごまご

ホフディランのボーカルであり、カレーマニア

ミュージシャン

小宮山雄飛

俳優の魅力に迫る「告白的男優論」

ライター、ノベライザー、映画批評家

相田冬二

お笑い・音楽・ドラマの「感想」連載

ブロガー

かんそう

若手コント職人

お笑い芸人

加賀 翔(かが屋)

『キングオブコント2021』ファイナリスト

お笑い芸人

林田洋平(ザ・マミィ)

2023年に解散予定

"楽器を持たないパンクバンド"

セントチヒロ・チッチ(BiSH)

ドラマやバラエティでも活躍する“げんじぶ”メンバー

ボーカルダンスグループ

長野凌大(原因は自分にある。)

「お笑いクイズランド」連載中

お笑い芸人

仲嶺 巧(三日月マンハッタン)

“永遠に中学生”エビ中メンバー

アイドル

中山莉子(私立恵比寿中学)
ふっとう茶☆そそぐ子ちゃん(ランジャタイ国崎和也)
竹中夏海
でか美ちゃん
藤津亮太