写真を撮ることにこだわりを持つアーティストや俳優・声優による連載「QJWebカメラ部」。
ピアノロックを基調としたサウンドと哲学的な歌詞で躍進をつづける7人組ボーイズグループ「原因は自分にある。」(げんじぶ)。その中でも、カメラが趣味だという長野凌大が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
私は燃えつづける
長野凌大です。
暑過ぎるといっても、違和感を感じない
灼熱の今夏の中心で私は生きている。
忙しなく、あっという間に過ぎゆく時間に
流されることのない私でいたい。
今の私にとっての一日は
この上なく大切で、
やり過ごすのではもったいないと感じる。
無理だと思った一日や、不器用な私でも、
一日の終わりに感じる
未来への想い。
なりたい、ならなければならない私
というものを思い描く時間がある。
そんな私が生きつづけることができれば
きっと大丈夫だと思える。
静かなる炎を燃やし、
希望と、切望をまとい私はここにいる。
この炎が誰かの不安を焼き尽くせるように
私は燃えつづけるのだ。
中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ、長野凌大(原因は自分にある。)、東啓介、森田美勇人、南條愛乃が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。