写真を撮ることにこだわりを持つアーティストや俳優・声優による連載「QJWebカメラ部」。
ピアノロックを基調としたサウンドと哲学的な歌詞で躍進をつづける7人組ボーイズグループ「原因は自分にある。」(げんじぶ)。その中でも、カメラが趣味だという長野凌大が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
心地よい周波数
長野凌大です。
最近気づいたことは、
揺らぎが落ち着くなぁと思った。
僕は乗り物の揺れや、
ろうそくの火、波の揺らぎなどから
なんとなくの落ち着きを得る。
我々は小さなころ、ゆりかごの中で過ごした。
あの中で感じていた
なんとなく落ち着く感覚。
そんなものを得られる。
また、音楽を聴くと、
音にノッて体を揺らしたくなる。
揺らぎ。というものが
我々の生まれ持った
心地よい周波数である気がしている。
自分が落ち着きを得られるものであり、
感情を表すものである。
そんな私は最近、
アロマキャンドルにハマっている。
寝る前に焚くと快眠である。
中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ、長野凌大(原因は自分にある。)、東啓介、森田美勇人、南條愛乃が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。