写真を撮ることにこだわりを持つアーティストや俳優・声優による連載「QJWebカメラ部」。
ピアノロックを基調としたサウンドと哲学的な歌詞で躍進をつづける7人組ボーイズグループ「原因は自分にある。」(げんじぶ)。その中でも、カメラが趣味だという長野凌大が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
足元に注意
いかがお過ごしでしょうか。
長野凌大です。
衝動というものは抑えられない。
僕の場合、毎日が衝動の連続でつづいている。
いろんなものを観て聴いて、
感じ、考えたい。
日々何かに影響されて、
光を見出して、そこに向かって走っている。
やり過ごしの連続である日々でも、
こんなことだけは、
やり遂げたいという私の考えがある。
この日も歩いていたら、
自分の写真を撮りたいという衝動に駆られた。
でも、僕はひとりで歩いてた。
やむを得ない。
カメラを床に置いて、
タイマーで撮ろうと思った。
でも、新入りのカメラだったから、
タイマーの設定方法がよくわかんなくて、
こんな写真になった。
衝動に突き動かされ、
日々何かに向かっている
僕のような人生でも、
足元に注意をすることは大切です。
中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ、長野凌大(原因は自分にある。)、東啓介、森田美勇人、南條愛乃が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。