写真を撮ることにこだわりを持つアーティストや俳優・声優による連載「QJWebカメラ部」。
ピアノロックを基調としたサウンドと哲学的な歌詞で躍進をつづける7人組ボーイズグループ「原因は自分にある。」(げんじぶ)。その中でも、カメラが趣味だという長野凌大が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
レンズ越しの世界
いかがお過ごしでしょうか?
長野凌大です。
我々は。生活の中で、
さまざまなものを見たり聞いたりする。
近頃は、インターネットを通して
遠隔でも触れたい情報を
簡単にキャッチできる時代になった。
膨大な情報たちが、日々行き交い
私の頭に飛び込んでくる。
それらは、何かしらのレンズを通り越し、
何かのフィルターがかかった、
透明に見える、半透明なものたちなのである。
その先にある本質を
誰も確認できないまま、しないまま、
誰かが声を発する。
その声たちがそのレンズをどんどん曇らせ、
フィルターをかける。
レンズ越しの世界もいいけど、
私は本質を捉えられる人でいたい。
優しい人でいたい。
それでは、また来週です。
中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、東啓介、森田美勇人、南條愛乃が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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