松本人志×太田光代が語るお笑いの未来「型破りな芸人はもう売れないのか」(てれびのスキマ)

てれびのスキマ

文=てれびのスキマ 編集=梅山織愛
トップ画像=『クイック・ジャパン』vol.104より


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『人志松本の酒のツマミになる話』

ゲストのひとりに太田光代ってことでこっちが勝手にドキドキしてしまうが、太田光代によれば、まだ結婚前のタレント時代、松本とは共演経験があるという。

紳助がメインMC、サブMCにダウンタウンという布陣の番組に出演した際、背後から松本に「お前の彼氏、ハンサムやな」と声をかけられたそう。当時の彼氏は太田光。誰にも言っていなかったのでなんで知っているんだろうと思ったと回想。松本はまったく覚えていない様子でなかなかに謎のやりとり。

風間俊介が「私服」についての話題を出すと、「基本ずっと同じ服」だと松本が話している際、太田光代が聞き取りにくかったがおそらく「アディダス?」と口を挟んだのが、確信犯なのか天然なのか、なんだかヒヤヒヤしてしまった。

「パートナーと一緒に寝てます?」という話題には、太田光代が「私たちは最初からずっと一緒に寝てます」と意外な回答。お互いに昼間どこにいるかわからないから寝るときだけは「ここ」と決めているそう。

ただ、今はふたりともCPAPをつけているため、ベッドの両側にCPAPの機材が置いてあると。「絵面想像したらめちゃくちゃオモロい」と大悟。しかも光は日本製、光代はヨーロッパ製。大悟「あんなに番組で暴れ回ってる人が家に帰るとこれつけて静かに嫁の横で寝てるって(笑)」。

太田光代は「型破りな芸人はもう売れないのか」というお笑いの今後についての悩みを吐露。「私がおもしろいと思っていたものが、今は悪みたいになっちゃってる」と。これに対し松本が「でも千鳥ってそういう意味ではアウトローだけども本道に乗ってる。これはひとつのモデルケースとしてまだちょっと希望はあるかな」と言うと、「でも発言に気をつけてるでしょ?」と太田光代。大悟「あなたの旦那さんよりは(笑)」。

やはり松本×太田という絡みは本人でなくてもまだまだ刺激的。しかもこれまでほとんど共演がないため新しい話題も出てくるのでとても興味深い。

『かまいガチ』

爆笑問題をゲストに迎えて「ガチオンエア会議」。4人が「メイン」だと意見が一致したのは、太田考案の企画「漫才ロシアンルーレット」。「ネタの設定」と「相方」のクジを引き、決まった直後に即興漫才を行うというもの。

田中が引いたのが「ギャンブル」という設定で相方は濱家。Wツッコミコンビに。すぐに出囃子がなり、漫才が始まる。濱家と田中の身長差がスゴい。慣れないボケ役にお互いハッキリしないボケを繰り返す。太田に濱家「あなた、地獄のゲーム考えましたね(笑)」。

山内が引いたのは「週刊誌」で濱家と。即興でも息の合ったふたりは見違えるほどしっかりした漫才に。「ガチでやるあまりただのコンビの漫才」と山内。

太田は「旅行」を引き山内とのWボケコンビに。自然と山内がツッコミ役に回る。ノリノリの太田は「哲学的~!」とラジオで使っている流行らせたいギャグも飛び出す。山内は「ここ最近で一番怖い経験」と疲労感でいっぱいの表情だが、楽しくなってしまった太田は「濱家ともやってみたい」と止まらない。濱家「芸人のあかんスイッチ入ってる!(笑)」。

【関連】松本人志と太田光、30年弱の因縁が凝縮した220秒


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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