Aマッソ「スタッフが優しくなった」ゴールデン進出による変化を明かす(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『ホリケンのみんなともだち』

ゲストは引きつづきAマッソ。

「昔はとんがってたじゃん。トゲトゲだったじゃん。今ちょっとテレビに出て、ゴールデン番組にも出るようになりました。考え方とか、路線を変えたの?」と尋ねるホリケンに、加納は「ふたりで話し合って路線変えたとかではないんですけど、ホンマに数年前まではマジでスタッフさんを敵やと思ってたんですよ」と答える。

以前はテレビに出るために必ずオーディションがあり、スタッフの接し方も厳しかったから臨戦態勢になった。けれど、今はオーディションなしに「呼ばれる」立場になって、スタッフが優しくなったと語る。

「『丸なって』とか言われるんですけど、『いや、そっちが優しなって』って思うときがあります。今までゴミ(を見る)みたいな目で見てきてたわけじゃないですか。それが『よろしくお願いします!』みたいに言ってくれたら、こっちもニコニコする」と。この変化は確かにそうだと納得する。

逆に加納がホリケンに「夢はあるのか」と聞くと、「『紅白』とか『徹子の部屋』とか細かい夢がいっぱいある。でっかい夢は、もっと売れて自分の番組やるぞ、みたいなのがだんだんなくなって、細かい夢になってきた」とその変化を語る。「でっかい夢は、もう叶えられないな」と悟ったからだと。こちらの変化もすごくよくわかる。

『そろそろ にちようチャップリン』

「春のピン芸祭り」にレイザーラモンRG。

「にちようチャップリンあるある」を歌うのだが、聴いたことがないメロディ。RGも「だけどこの曲 何かわからない♪」「あるある歌いたい でもこの曲わからない♪」と歌いつつ、サビ直前には「安心してこのあと絶対わかるから♪」。

するとサビに入り「あなたが笑ってくれる♪」と『世界陸上』でおなじみの織田裕二「All my treasures」であることがわかる。結果、歌うのが気持ちよくなり、「あるあるもうどうでもいい」と、あるあるを言わないまま終了。

インポッシブルとのライブでこの曲であるあるをやった際、「知らねーよ!」「おお、知ってる!」となって生まれたネタ(このライブ、僕も行ったのであのときの気持ちよさったらなかった)。

照明などをふんだんに使い、気持ちよく歌い上げたRG「照明さんとかいろいろ言うと喜んでやってくれるんですよ。若手に言っておきたいけど、自分だけウケればいいって気持ち、もうやめたほうがいい。テレビに出るんだったらみんなと一緒に何かやる!」。


『ゴッドタン』

「コンビ大喜利GP」後編は、各相方が得意そうなお題を出し、ほかのコンビの相方も答える「コンビ大喜利バトルロイヤル」。

モグライダー芝が出した「名探偵コナンの名ゼリフは『真実はいつもひとつ』、では名探偵ともしげの名ゼリフは?」というお題に、ともしげ「真実は日によってかわる」、錦鯉まさのり「鼻はひとつ」、ラランド・ニシダ「彼女の親でもウザいときは無視」など、自分の個性を活かしたバカ系の回答をするなか、真空ジェシカ・ガクは「『しんじつ』をいつも書けない」と答える。

「うまいんだけどねえ」とひとりが言うように、大喜利としてはいいが個性よりもセンスが出過ぎていてその場に合わず笑いを取れない。

相方の川北が出したお題は「『それオリラジ武勇伝のパクリだよね?』どんなネタ?」。これにガクは「バス停ペケポン家の前」とやはりうまい回答。だが、ともしげの「でんでんむしはかたつむり でんでんでんむし」や、まさのりの「おでんおでん おでん大好きでんねん」という底抜けなバカ回答が全部持っていってしまう。

これにはひとりも「絶対今のおもしろくないはずだよね、なんで笑っちゃったんだろう」と笑い転げ、矢作「新しい時代に突入してます、大喜利が」「ご長寿クイズやってるみたい(笑)」。

ひとり苦しむガクに「逆に合わせていったほうがいい。センス捨てて」とひとりがアドバイスすると、ガクが絞り出した答えは「母乳だ! 母乳だ! アソレソレソレソレソレ」。

今回の企画、全編が真空ジェシカをテレビ的なチューニングに矯正している感じで興味深かった。ガク「このメンバーで大喜利して、まさか自信なくして帰るとは(笑)」。

明日観たい番組:『LIFE!春夏秋冬』『激レアさん』『有吉クイズ』ほか

『LIFE!春夏秋冬』(NHK)「豪華キャストによる傑作コントセレクション」。

『激レアさん』(テレ朝)「市議会議員に異例の当選を果たしたマッチョとその参謀の女子高生」「26年間ずっと桜の開花を追い続け今では桜前線と一緒に移動している人」。

『有吉クイズ』(テレ朝)「有吉プライベートの散歩に密着Q」。

ソウドリ』(TBS)納言vsパンプキンポテトフライvsファイヤーサンダーvsブリキカラス。

『イグナッツ!!』(テレ朝)最終回。「10文字委員会『卒業』」。

『トゲアリトゲナシトゲトゲ』(テレ朝)「事実を虚構で上回る夜」。

『もう中学生のおグッズ!』(テレ朝)「見た目だけで誰のアイウェアか当てよう◎高ちゃん登場」。

『日本のドン』(TBS)「永田町のドン」「僧侶のドン」千鳥、松岡茉優。

『ファミリーヒストリー』(NHK)野村萬斎。

『ドクターホワイト』(フジ)、『恋せぬふたり』(NHK)最終回。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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