『水ダウ』で「中高生が好きな芸人ランキング」2022年版発表も、意外な結果に(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『水曜日のダウンタウン』

「女子中高生の人気芸人ランキング、なんぼなんでもNON STYLEもうランク外説」で、番組5回目となる「女子中高生が好きな芸人ランキング」。今回は「男子中高生」のアンケートも。だからさらに興味深い結果に。

水曜日のダウンタウン_中高生が好きな芸人

「なんのニュースもなく4位にいるのは本当にスゴい」「NON STYLEのいい広告になってる」とプレゼンターのノブコブ徳井が驚くように、NON STYLEは男女共にランクイン。コメントでは「ネタがおもしろい」と評価されているが、それを披露する場は決して多いわけではないし、ネタがおもしろい芸人はランク外の芸人だってそのはず。NON STYLEだけが、冠番組などがあるわけでもないのにここまで人気を維持し、そうそうたるメンツの10組の中に居つづけているのが不思議。理由として挙がっていた、井上が司会を務める『今日、好きになりました。』(ABEMA)の人気だけでは説明がつかない気がする。

同じく驚くのは、陣内智則の根強さを支える『エンタの神様』人気。陣内以外の芸人も『エンタ』を観たという理由で挙がっている芸人が少なくない。あと、かまいたちの躍進が今年っぽい。そして千鳥が2連覇。意外なのは男性人気のほうが高いイメージの千鳥が男子では2位(しかも1位のサンドは倍近く得票)だということ。オードリーやジャルジャルのような女性人気が高そうなコンビも、女子では圏外だが男子ではランクインし、男女の人気のイメージはあてにならないのかも。霜降り明星は女子ではランク外だが、男子で3位と男性人気に支えられていることがわかって興味深い。

そんな中、ひときわ世代の違うダウンタウンは毎回ランクイン。現役感が凄まじい。松本「長いよね、俺のカリスマも(笑)」。

「不仲芸人対抗スピード解散選手権」は、吉本代表として鬼越トマホーク推薦のバビロン、マセキ代表として三四郎・小宮推薦のスタンダップコーギー、太田プロ代表としてアルコ&ピース推薦のコンピューター宇宙、人力舎代表として岡野陽一推薦の竹内ズが“参加”。

コンピューター宇宙は、主導権を握っているのが先輩のブティックあゆみ。後輩のはっしーはっぴーは酒井軍団で「仲間を傷つけられたらキレる元ヤン」であるため、あゆみは酒井の悪口でキレさせて、解散に持ち込む作戦。酒井の悪口を言われると思った通り、ヒートアップし早口(それでいて敬語は崩さない)で言い返す。酒井を「あいつ」呼ばわりされ、「あいつって何?」と言い返しながら手を出す代わりに靴下を脱ぎだすのがおもしろい。結果、7分13秒で解散を決意する。

大本命といわれた竹内ズ。岡野はなんと「1秒」を予想。がまの助が「解散したいわ」と解散を持ちかけると竹内は目も合わさず「うん」と即答。「もうやりたくない、竹内くんと」「うん」「もう解散でいい?」「うん」とわずか10秒の解散劇(というか最初の「うん」までは1秒足らず)。岡野は慌てて「ごめんごめん、大丈夫だよ、たた、竹内」と止めに入り、「コーヒーある、コーヒー飲みに行く?」と優しく寄り添うのが、解散の痛みをよく知る岡野らしい。

『それって実際どうなの課』

「人間には難しいとされている10のコト」に春日が挑戦し、検証する企画の第2弾。

「片足立ちで床に折りたたんで置いた紙をくわえることができない」「壁の前でしゃがむことができない」「1枚の紙が9回以上折れない」といった構造上不可能なのもはできなかったが、「後出しジャンケンで負け続けることができない」「漢字と色があべこべに書かれた文字の色を答えることができない」「左右交互の動きができない」「コンパスと言いながらパソコンとは書けない」「10回転したあと紙の上に立つことができない」「10~15cmの紙を目の前で落とされたら指2本でキャッチすることはできない」「○と△を左右の手で同時に描けない」など、脳の処理が身体に追いつかない系のチャレンジを「へえ、普通の人間ってそうなるんだ。おもしろいね」と言いながら、次々とクリアしていく春日がスゴい。

この番組を観たという連絡が南原から来る、と春日がたびたび話題にあげているが、前回もオンエア中に連絡が来たそうで、実際に南原も挑戦して、あれはできた、これはできなかったと言っていたそう。いい視聴者!


明日観たい番組:タモリによるSP特番『タモリステーション』

『スクール革命!』(日テレ)ゴールデンSP「ムービークイズ!時間よ止まれ」。

『タモリステーション』(テレ朝)「二刀流 大谷翔平の軌跡」。

『全力!脱力タイムズ』(フジ)ロザン宇治原&森田望智。

『ジロジロ有吉』(TBS)「ペットを一瞬で眠らせるマッサージ」。

『タモリ倶楽部』(テレ朝)「日本全国は北海道から熊本まで!「りそめぐ」する男の25年の全記録」岩井勇気、能町みね子。

『久保みねヒャダこじらせナイト』(フジ)岩井勇気。

『人志松本の酒のツマミになる話』(フジ)千鳥/大倉士門、近藤春菜、DJ松永、ヒコロヒー。

『徹子の部屋』(テレ朝)大竹しのぶ。

【関連】女子中高生の「好きな芸人ランキング」2014年との比較でわかった意外な結果


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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。