SixTONES田中樹も参戦「ミニスカート陸上」。くりぃむ上田、まさかのミスで失格に(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『くりぃむナンタラ』

2014年から始まり、なんと10回目になる「ミニスカート陸上」。今回はくりぃむ上田、パンサー尾形、ハナコ岡部という芸人に混じりSixTONES田中樹が参戦。

最初の種目は「ミニスカート30mハードル」。微妙なパンチラには「グランドのライン」だとか「壁」だとか言ってセーフにするも、ちゃんと見えてしまうと「失格!」の声。タメがあるぶん、やたらおもしろい。

毎回出場の上田は「長年跳んできた男の背中」を見せ、もはや貫禄すらある。ひねりを加えた跳び方も考案し、完璧にハードルをクリアするも、最後のゴールテープまで走るところでスカートがめくれてしまい「失格!」。結果「全員失格」に。

次の種目は「ミニスカート走り高跳び」。尾形は正面から飛び越え、見事クリア。が、上田から「ドーピング疑惑」を指摘されてしまう。順にスカートをめくっていくと尾形のパンツが食い込んでおり「失格!」。徹頭徹尾くだらない。こんなにも「失格!」という言葉がおもしろくなるなんてわけがわからない。

80cmに唯一成功した田中樹が90cmに挑戦。が、バーを倒すというまさかの失敗。「そこ!?(笑)」。

『テレビ千鳥』

「カレー粉かけたら何でも旨いんじゃ!」の第2弾。

最初のターゲットはノブコブ吉村。オフの吉村のカッコよさ。やはりこの企画の隠れた見どころは、普段あまり見せない芸人の料理姿。

アクアパッツァとカルボナーラを調理するもカレー粉をかけられ、瞬時にドッキリ企画と理解した吉村は「あー恥ずかしい!」とひと言。「インド10億が攻めてきましたよね?」「ヒッドイ企画ですね」と一つひとつハズさないフレーズがさすが。

ふたりめはカレーが苦手な野田クリスタル。この企画恒例の『好きな映画総選挙』という偽番組での呼び出しのため、野田が用意していたのは『大日本人』だという。そのプレゼンも聞きたかった。

ファミレスでキッチンのバイトをしていたという野田は「ふわふわトロトロマッチョにもいいよオムライス」を作る。「人に食べさせるの初めて」と高揚した感じで出すも、無情にもカレー粉が降りかかる。「俺の初体験!」「手、震えながら作ったのに!」と悔しがる野田。カレー嫌いの野田には謝るしかないと頭を下げる千鳥とケンコバが可笑しい。

オープニングから「3人目はヤベェ」と言っていた最後のターゲットはなんと研ナオコ。以前も「顔面テープ選手権」に参加させられた研は「本当失礼」「なんか信用できない」「キミたちは無礼だから」と最初から警戒している。

最近は「浜ちゃん(出前館)に頼んでる」から料理しないという研は、フレンチトーストを調理。その最中、大悟から振られ本家の「生タマゴ~」「赤まむし~」を披露してくれたのがうれしい。

カレー粉をかけられ「バッカじゃないの?」「本当に失礼だよ、キミたちは!」と困惑する研。さすがにフレンチトーストにカレー粉は合わないだろうと思いながら食べた千鳥たちは「うまい!」と絶賛。「そんなわけないでしょ」と試食する研ナオコ。「……うまい」と絶妙な間と声と余韻。ケンコバ「完璧な笑い!」。


明日観たい番組:『マツコの知らない世界』『華大さんと千鳥くん』『ロンドンハーツ』ほか

『マツコの知らない世界』(TBS)「カボチャの世界」「国道16号線の世界」。

『華大さんと千鳥くん』(フジ)「この人のこの能力が欲しいランキング」ロバート秋山vsかまいたち山内。

『ロンドンハーツ』(テレ朝)「ポストかまいたちを探せグランプリ」。

『作画プレゼン!刺さルール』(テレ朝)に納言、なすなかにし。

『ホリケンのみんなともだち』(テレ朝)「おうち探訪」。

『ぼる塾のいいじゃないキッチン』(テレ朝)「梅宮辰夫のレシピつくります」。

『ハネノバス』(日テレ)「草薙の旅」第1夜。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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