BE:FIRSTのLEOにとって『THE FIRST』とは「青春って言葉がふさわし過ぎる」【『あの日のTHE FIRST』レポート#11】

『あの日のTHE FIRST』#11 LEO

文=坂井彩花 編集=森田真規


SKY-HI(スカイハイ)が率いる会社「BMSG」が仕かけたオーディション『THE FIRST』。その模様を7人組ボーイズグループ「BE:FIRST(ビーファースト)」と、『THE FIRST』に参加していたBMSGの練習生や所属アーティストのコメントを交えながら振り返る番組『あの日のTHE FIRST』

第11回でフィーチャーされたのは、SKY-HIから「個性の強いメンバーばかりのBE:FIRSTであっても、“あなたがいれば大丈夫だろう”と思った」という言葉をかけられたLEO(レオ)。“ワン・フォー・オール”の精神で常にグループのことを考え、それを自身のパフォーマンスにも還元してきた彼は、どのような心境でオーディションに臨み、その最中に何を考えていたのか──。

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“クオリティを上げる”を最優先

1次審査の書類選考をくぐり抜けた231人を対象に、日本全国で行われた『THE FIRST』2次審査。ここでLEOは藤井風「もうええわ」で爽やかな色気を香らせ、SKY-HIから「色気があって雰囲気があって、表情も体の動きもすべてが素敵」と評された。

[THE FIRST 2次審査] 上村礼王 (歌唱) / もうええわ

──どのような思いでオーディションを受けたのですか?

LEO コロナの影響で海外事務所へ移籍する話が流れてしまい、「どうしよう」と悩んでいたとき『THE FIRST』に出会い、直観で「ここだ!」と思ったんです。社長(SKY-HI)のMVに出演して人柄のよさに触れていましたし、「この人のところじゃないと嫌だな」と思えたのが大きくて。大手の事務所を辞めたのは、自分の中で賭けでもありましたけど、今では直観に従ってよかったと思っています。

30人中5位で2次審査を通過したLEOは、3次歌唱審査で「“上村礼王”というブランドを見せに来ました」と力強く語り、平井大「GIRL FRIEND」を披露。SKY-HIからは「性格のいい部分がパフォーマンスに出ていると思うので、もう1回基礎的な技術に立ち返ってもらえるとうれしい」とコメントがあった。グループ審査では、w-inds.の楽曲「Beautiful Now」に挑戦し、初心者も含めたメンバーをリーダーとしてまとめ上げる。SKY-HIから「人に教えることによってパフォーマンスが向上した」と称賛された。

──未経験者を抱えての3次審査はいかがでしたか?

LEO やっぱり(同じグループの未経験者)中神朝陽の存在は大きかったですね。自分が育成生のとき、ダンスをしたことがないのに「明後日に振り入れをします」って動画だけブワーって送られてきてパニックになったことがあるので、未経験者の気持ちはすごくわかります。

一方で観ている人からしたら、ステージでのパフォーマンスがすべてというのも事実。パフォーマンスのクオリティを上げることが自分の目指すべきアーティストやエンタテインメントの姿だと思ったので、ここでのパフォーマンスを完成させることに集中していました。だから未経験の子にも、なんのためらいもなく教えられたのかもしれません。

悩みも多かったクリエイティブ審査


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坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..